安倍元首相夫人問題
2024年 1月17日(水)
今日の景色…
〈気になる記事・後半…〉
安倍元首相の政治資金2.1億円を“無税相続”した昭恵夫人 私人が政治資金を動かすことに「道義的に問題」の指摘
(記事本文抜粋…)
ファーストレディ時代から森友学園問題や桜を見る会など数々の疑惑に関与し、その都度「私人」(閣議決定文書)と逃れてきた安倍昭恵夫人が、夫・安倍晋三氏の死後、巨額の政治資金まで引き継いだ。そのカネを私人として自由に使われては、「政治とカネ」の闇は一層深まっていく──。
安倍氏が政党支部や5つの政治団体に残した政治資金総額約2億1000万円は、その死後、安倍氏の資金管理団体だった「晋和会」に集められ、政治家ではない昭恵夫人がそっくり引き継いだ(図参照)。
とくに不可解なのは安倍氏が代表を務めていた自民党山口県第四選挙区支部の資金の動きだ。同支部には、安倍氏の死後も党本部から政党交付金200万円が交付されたのをはじめ、企業献金、個人献金も続けられていた。ところが、昭恵夫人は「後継出馬はしない」と明言しながら、同支部の代表に就任し、総額約1億6400万円の資金を「晋和会」に移して2023年1月に支部を解散したのである。
政治家ではなく、選挙にも出ない昭恵夫人は政党交付金や献金など2億円を超える政治資金を非課税で“相続”して潤沢な資金が手元にある。政治資金だから相続税もかからない。
政治資金を監視する上脇博之・神戸学院大学教授が指摘する。
「昭恵氏は公職の候補者でなく、なったこともありません。そうした人物が自民党支部の資金を動かしている。残務処理という名目だが、そもそも政党支部には交付金が入っています。安倍氏が亡くなったのであれば、その政党支部は解散するのが筋で、解散すれば政党交付金の残金は国庫に返還することになっています。その資金を、安倍氏の資金管理団体に移したことは返還逃れに見えます。
そうした政党支部や安倍氏の政治団体が集めた億単位の資金を、昭恵氏という私人が引き継ぎ、事実上動かしていること自体が政治的、道義的に極めて問題で、それを許した自民党側の責任も問われる」
安倍氏が集めた政治資金は安倍家の相続財産ではない。政治家ではない昭恵夫人が受け継いだのだから、何に使うつもりなのか、国民に説明する責任があるはずだ。
👉「何に使うか」の問題以前に…
“それ”が私人である昭恵夫人に渡る事自体にやはり問題があるのではないでしょうか…。
道義的に問題な事が、法律的にはまかり通るいまの日本の司法制度…。
何とかしないとイケませんよね…
ところで…
記事・前半で登場した相澤冬樹氏と鈴木エイト氏に加えて、この上脇博之氏も、今やこの「政治と金」問題には欠かせない存在となりました…。
ただの人気取りの政治評論家とは違い、その今の日本の「政治の闇」に立ち向かう彼らの勇気は賞賛されるべきです…。
恐らく…
そこには、少なからず予測不可能な不可解な危険も存在しているでしょうから…。
いずれにしても…
この今回のこの記事の問題のように、今の法律的には立件が難しい問題が多々あると思います…。
どう考えても“道義的”におかしい問題が山積みです…。
そんな「抜け道」をわざと残している人たちがいるみたいに思えてなりません…。
今騒がれているパーティー問題もそうですが、今の法律で起訴するのが難しいからといって、それを「仕方ない」「しょうがない」と見過ごしてうやむやにしていたら、いつまで経ってもその「政治と金問題」は解決の糸口がつかめません…。
「政治の刷新改革」を本気でして行くのであれば…
今の問題から適用出来るようなペナルティーを、今すぐに自民党自ら作り適用させて、それを実行して罰して行くのはどうでしょうか…。
それくらいしなければ…
日本の政権と自民党の信頼回復など誰も納得出来ないのでは…。
それと…
今「死人」を裁けないのなら…
その外堀から攻めることも必要だと思います…。
夫人もその一人ですよね…
個人的には…
記事・前半にも出て来た…
「森友学園問題」の最捜査により、当時の財務大臣の罪を裁いて、政界から追放するくらいすれば、とりあえずは納得出来るかもしれませんね…。
当時のナンバーワンの罪を認めるのはその次にでも…
〈気になる記事・前半…〉はこちらから…
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