「地の時代」から「風の時代」へ 満月珈琲店の星詠み〜月と太陽の小夜曲〜 を読んで
望月麻衣さん著
「満月珈琲店の星詠み〜月と太陽の小夜曲〜」を読みました
じんわりと幸せな気持ちになりながら
あっという間に読んでしまいました💦
サイコーに面白い!!!
この本を読みながら感じた事を
つらつらと書いていきます
(ネタバレ注意です)
良かったら読んでみて下さい😊
「満月珈琲店の星詠み」とは
満月の夜に気まぐれにトレーラハウスのお店「満月珈琲店」が現れ
三毛猫のマスターと星遣いの猫達が
迷える人の星を詠み
とっておきのスイーツを提供し
その心をときほぐして
前を向かせてくれる物語です
(猫さん達がそれぞれ特徴があって素敵です☺️)
そしてこの作品はこの満月珈琲店の星詠みシリーズ6作目になり
1巻からの物語の締めくくりとなるお話です
ちょうど今
「地の時代」から「風の時代」に移行しており
物語の中心のテーマになっていると思います
あとがきで
「地」は産業革命、物づくり、物質的な豊かさ、組織、権威、そうしたものが象徴的な時代
「風」は心の喜び、目に見えないものの価値、個人、自由、共有などの事柄が象徴になる
と書かれていますが
今まさにその様に変わってきていると私も感じています
「風の時代」は
軽やかに自分の想いが現実に反映されやすくなっており
世界の中心は一人一人の「あなた」
自分が中心で世界は回っている
「あなた」視点の世界は1つしかなく
「あなた」が消滅したら
「あなた」の宇宙も消えてしまう
と星遣いの猫さんが話すシーンを読んで
納得しすぎて何度もうなずいてしまいました🙂↕️
そしてそれぞれ個人個人の望みが
優しく美しいものが多いならその未来を
つらく悲しいものが多いならその未来を
人々の集合意識が引き起こす事になる
つまり
良い未来を想い描く人が多ければ
良い未来が
悪い未来を想い描く人が多ければ
悪い未来がやってくる
という事が書かれていて
「ああ、望月麻衣さんは読んでくれる皆に、少しでも良い未来を想い描いてほしくて、優しく暖かい作品を書いてくれているんだな」と感じました
このシリーズを読んで
皆さん一人一人心に残る言葉は
違うと思います
また、何年か後に読み返すと
違った言葉が心に残るかもしれません
望月麻衣さんのこの作品は
皆さんの心を優しくときほぐし
前を向かせてくれる物語だと思います
気になった方はぜひ読んでみて下さい😊
※「自分が中心で世界は回っている」の考え方
複数の世界線についての考え方についてはこちらを見てイメージできるかと💦
https://x.com/tombow33/status/1502312970184912898?t=ZdJw19kHd-8hLNqo1iLC0g&s=19