徳島出張＆四国旅行 day5
この旅も今日を入れてあと二日…行く前は長いと思っていたのがいざ始まると本当にあっという間である。今日は高知から北上して高松まで移動する。
まずは朝ごはんにスタバ。高知県内の店舗に行くというミッションをクリアしてから、とさでんで早めに高知駅へ向かう。
今日からは若者限定四国フリー切符を使って移動するので、窓口で身分証を提示して購入。この切符はJR四国の全路線の特急自由席が3日間乗り放題で12,000円である。土佐くろしお鉄道(窪川-若井)とJR四国バスも乗ることができる。横には10時打ち(発売開始と同時に駅員の人が購入操作をしてくれる一番確実な買い方)と思われる列もあった、サンライズかな…。
さっそくフリー切符を使って特急南風に乗り、約1時間かけて大歩危駅へ。高知県滞在は昨日だけで再び、徳島県に入る。
大歩危駅は特急が止まるためホームは2面あるものの駅舎は昔ながらで、駅の周りもバス停と商店が数店あるのみのこじんまりとした雰囲気だった。
大歩危駅からバスで10分ほど揺られて、大歩危峡へ。着いてすぐにチケットを購入し、遊覧船に乗船した。遊覧船に乗ってゆっくりと雄大な大自然を感じたいと思っていたので、周りに外国人の団体客がいて同じ船になることを危惧したが、そこはさすがに団体客は団体で1船貸切で乗るようで少し安心。無事に乗ることができ、船員さんのガイドとともに出発した。川面がエメラルドグリーンで本当にきれいで、周りが山々に囲まれた峡谷の地形と長時間かけて削られ変形した岩々を見て、大自然のロマンを感じることができた。小雨の中ではあったが大満足であった。
遊覧船に乗った後は、次のバスまでの間お土産を眺めたり、アイスを食べるなど。次は、祖谷のかずら橋へ向かう。祖谷のかずら橋とは木のつるだけで作られた天然の吊り橋。見た目だけだと人が渡って大丈夫なのか心配になるが説明を読む感じ、構造を考えて作られているらしく強度は十分らしい。そしていざ渡ろうとしたが、想像以上に怖い。下を見ると耐えられず、手すり(と言ってももちろんそれも木。すべてが木の枝で作られている)にしがみつきながら時間をかけて何とか渡り切った。たぶんこれは下を見ずに一気に渡り切るのが正解なのだろう。それにしても昔に比べてだいぶ高所恐怖症になった気がするのはなぜだろう。遊園地のジェットコースターも大学生の頃は下見てもなんとも思わず楽しいの感情しかなかったのに…。
余談だが、この地域には奥祖谷のかずら橋というもっと秘境の地に同じような吊り橋があるのだが、調べてみるとバスでもかなりかかり想像以上に遠かったので今回は諦めた。
バスの時間もあるので、近くにある琵琶の滝に寄って、お土産を見て駅へ戻る。完全に昼ご飯の時間を逃してしまったので、大歩危駅近くの歩危マートで名物の祖谷そばを。祖谷そばは麺が太くてとても柔らかいのが特徴。優しい味でおいしかったです、名物食べれてよかった…。
大歩危駅から再び特急南風に乗ってまずは阿波池田へ。乗っていた特急に乗って一回乗り換えで1時間半ほどで高松には着くのだが、今回は徳島線を乗りつぶすために徳島駅周りで高松駅へ向かう。そのため、土讃線と徳島線の乗換駅である阿波池田駅で徳島線に乗り換えた。特急も走っている区間だがタイミングよく普通列車が来たので、普通列車で2時間ほどかけて徳島駅へ。昨日徳島駅を出発して四国南東部を回ってきているので、実は一日ぶりの徳島駅である。
特に余韻に浸る間もなく徳島駅からは特急で今度こそ高松駅に向かいます。着いたころにはすっかり日が暮れてました…。(ちなみにあとから調べたところによると、阿波池田で途中下車せずそのまま特急に乗っていれば17時には高松駅に着いていたみたいです)
スタバの香川県内の店舗訪問のミッションもクリアし、ことでんでホテルへ。そして今日の移動は終わり。大自然と歴史を感じて、乗りつぶしもできて大満足の一日でした。
