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ラーメンを待ちながら
蒸し暑い季節になって、私の気持ちがラーメンから離れるかと思いきや、夜中のラーメン番組を(録画で)観てしまう。地方のご当地ラーメンを紹介していて、興味がそそられます。
むむむ…私にとっての基準のラーメンが無性に食べたくなりました。
もう行くしかないでしょう
運悪く、開店一巡目は逃したみたい。私の前に女性2人が並んでいました。
親子?それとも年齢は離れていても仲の良い職場の仲間?かな。30代前半とお見受けした若い方の女性が、溜まった不満を吐き出しているようです。夜勤とか、引継ぎとか。もしかして病院勤務の医療関係の方かな。年上の女性は、「ふーん、それで?」「そうなの〜」といった相づちで対応しています。
いやいや、聞き耳を立てているわけではないのですよ。
そのうち順番が巡ってきて、店内に入れました。食券を買って、店員さんに渡します。ニンニクは、「抜き」で。
奥のカウンター席へ座ります。すると、先ほどの女性達の隣になりました。
今度は、若い方の女性の「休暇を勝ち取る」との言葉が耳に飛び込んできました。どうやら、推し活をされている様子。「東京は取れなかったから、京セラドームを取った」そうです。「新幹線のチケットも買った」らしい。すごい。頑張ってる!
ハイ、醤油大盛り
えっ
申し訳ないけど、カウンターに乗せられたラーメンどんぶりを見てしまった。確かに「大盛り」用どんぶり。
スレンダーな女性だったので、意外な感じがしたのですが、それは偏見。人は誰でも、食べたいものを自由に食べて、しゃべり、発散するのです!
直後に私の醤油の抜き(普通サイズ)が登場。雑に写真を撮って確認もしないで、食べるのみ。
隣の二人の女性は、あんなにしゃべっているのに、あっという間に完食していなくなりました。
これだから、ラーメン屋のニンゲン観察はやめられない…