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ホテリアアルト@福島県 裏磐梯

先月のこと、大学院で建築を勉強していた若い友人と会話をしていて、「アアルト」という単語が出てきました。
あっ、と思い出したのが、福島県の裏磐梯にある「ホテリ アアルト」です。

彼女は、映画「アアルト」を観て、大変感銘を受けたとのこと。また、学生時代に北欧建築をテーマとして、このホテルを自分の論文に引用したらしいのです。

公式サイトを読むと、直接は建築家アアルトを意味しているわけではないようです。しかし、北欧を強く意識して作られていました。

北欧を感じるユニークな宿。

フィンランド語でHOTELLIは“ホテル”、AALTOは“波”を意味します。
裏磐梯と同じく、自然とともに暮らす北欧。
2つの心をつなげたいという想いから、ホテリ・アアルトと名付けました。
北欧では、長く厳しい冬をお部屋で楽しく過ごすため、家具の心地よさにこだわります。
アアルトでもその考えを取り入れ、アルテックのスツールや、ハンス・J・ウェグナーのチェア、フィンランド人作家のオブジェなど、北欧の名作家具をセレクト。
本物の北欧文化を、心ゆくまで感じてください。

ホテリ・アアルト公式サイト

私が訪れたのは、5年前の8月でした。
この年も暑い夏でしたが、空は青く緑は濃い、美しい夏でもありました。

中庭から見たホテルの外観
私のお気に入りの写真です

自然を活かした庭の散策もおすすめです。
私がこのホテルに泊まりたかったのは、この景色の中で撮影した雑誌のページに感激したから、なのです。本当に北欧のような空気感でした。撮影の季節は真夏ではなかったと思いますけど。

敷地の奥には神秘的な池があります
デッキで景色を楽しむこともできます
(この時、暑すぎて日向での休憩は厳しかった…)

楽しみな食事は、こちら。
すべてのメニューを写真に収めることができなかったのですが、どれも美しい品々でした。

前菜
カラフルな野菜の一品
魚は、鮎
肉の一品
桃のデザート

美味しいディナーでした✨

そして、朝食もカラフルで美しいのです。

朝食も美味しいものばかり

そうそう、大切なことがあります。
お風呂は、源泉掛け流しの温泉です。
何種類かありますが、どこも窓が大きくて、庭を眺めながら入ることができます。

さらに!
ホテルのすぐそばに「五色沼湖沼群」があり、ハイキングができるのです。

山道ではあるけれど、険しくないので、スニーカーで十分です。小学生くらいの子どもがいるファミリーも多く、楽しそうに歩いていました。

ふんわりした雰囲気

歩いて行くと、時どき池があります。それぞれ違う色なので、五色沼というそうです。
池には名前があるのですが、記録をしていなかったので、写真のどれがどの池なのかわからなくなりました…

こちらは、まるで宝石の色のような池ですよね。

磐梯山をのぞむ
池の水が浮かんでいるように見えます
なんとも言えない色の池
この角度からも神秘的

改めて写真を眺めると、思い出しますね~

正直、私にとって金額的に贅沢なホテルでした。
(しかも、今回調べ直したら、料金が上がっていた…😨 うん、そうなりますね)
とはいえ、何年も経った今もなお、心に残る経験ができました。このホテルに宿泊して良かった、と思います😊


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