大田道灌に会いに行く
上野からの帰り、どうせなら甘味屋ハシゴしようかと有楽町で下車しました。目的は、東京交通会館にある「おかめ」です。
しかし、残念!
海の日は、夏休みでした😢
有楽町のもう一つの店が営業中かは調べもしないで、方向転換。
東京フォーラムへ向かいます。
平日ならば働く人達で溢れているこの場所も、この日はガラガラで、全く違う印象です。
壁面をガラスで覆われた建物は、巨大でゆったり曲面を描いていて、まるで大型客船のよう。
オシャレな店もあって、店は広く余裕があって、まさに都心の真ん中です。それに、中庭に植えられた木々が絶妙に配置され、明るい木陰を作っています。それが、驚くことに、涼しい!木陰のベンチに外国からの旅行者がドリンクを飲みながら休憩中。
わわわっ、警備ロボット、初めて見た!
何かしゃべりながら向こうへ去って行きました。
さてと、木陰のベンチに腰掛けて、マップを確認して…
「大田道灌像」はどこだろう?
映像とか、教科書でしか見たことがありませんでした。せっかくなので、お会いしたいな、と思ったのですけど。
この辺りのはずなんだけど~
東京フォーラムの場所、新宿へ移転する前は都庁があったんですよね。旧都庁、都民だけどまったく用事なかったので、訪れたことはない私。(新宿の都庁すら入ったことない)けれど、少しの縁といえば、母方の曽祖父が東京市(東京府かも)の役人だったのでした。曽祖父は母が子どもの頃に亡くなったので、私は直接知りません。けれど、認知症となった祖母の自慢の父親だったらしくて、生前は断片的な昔話をしていました。要領得ない部分が多かったけど、母に補足してもらいながら聞いていたのを思い出しまして。
もっと、しっかり聞いておけばよかったかな、と思いながら碑をを眺め、説明を読みます。
そういえば、このあたりのはずなのに、見つからない。建物の向こう側はJRの線路沿いなので、そちらは違うでしょう。
なんだかウロウロしてしまったけど、ようやく会えました。
なんと、建物内にいたなんて!
建物は自由に入れるようでした。
大きなロビーのようですが、さすがにその広さに見合うほどの人はおらず、パラパラといった感じです。
すると、外国人観光客数人がガイドさんに連れられ、太田道灌と江戸城や江戸の街の説明を受けています。
邪魔になりそうなので、少し離れて写真を撮りました。なんとなく説明を聞こうとするけど、英語なので耳が拒否。
ふんふん、大田道灌は、建物に入っていても、江戸城の方角をみているんですね。(日本語の説明を読みました)
都会がガラガラになる、ほんのひと時の小さな散歩でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?