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椅子を持って出かけよう@国府津

国府津は、「こうづ」と読みます。東海道線の国府津駅は、東京からみて小田原の2つ手前です。
さて、家からどのようなルートで行くか・・・
去年は、京王線から南武線に乗り換え(稲田堤は駅が離れているけど)川崎へ行き、そこから東海道線で向かいました。

さて、今年は。

特急ではない列車で、ボックスシートは久しぶり

バスで小田急線の駅に出て、藤沢まで行きます。そこで湘南新宿ライン国府津行(国府津行ってあったのね)に乗り換え終点までのんびりと向かいました。そう、国府津行というのは、ちょっと中途半端なので、晴れた日の土曜日なのにガラガラです。ついに終点まで4人掛けのボックスシートは私一人でした。

到着しました。海が近い駅です。
しかし、ここで問題。湘南新宿ラインは海に近いホームではなくて、真ん中のホームに停車するのです。うーん仕方なし、東海道線のホームに行きますか、階段を昇って。

東海道線ホームから海が見えます(わかりにくいですね)

建物(教会かな)の間から三角形の海が見えます。

ここからだと見える海が広くなりました
東海道線(熱海行)が行く

そうこうしていたら、次の列車が到着して行ってしまいました。一人わちゃわちゃしていたら、数分なんてあっという間に過ぎていたようです。まあ、この東海道線はロングシートだったと思うから、ボックスシートに贅沢座りできたし、良しとします。

歴史ある駅です

駅前ロータリーは、さっぱりとした風景です。店は数件しかありませんが、コンビニがあるので安心。
さて、すぐに大通りに出ます。このあたりは、海と山の間が狭く、その中にJR線路と、国道、有料道路が近距離で並行して走っているのです。

国道1号線、東海道

駅からの道すがら、一人の(楽しそうな)男性に「イベントへ行かれますか?向こうの黄色の建物手前の道を左に曲がると良いですよ」と教えてもらいました。(後にイベント会場の方と知る)
ありがとうございます。けれど、途中の細い路地を覗きながら、どの道が面白いかな、なんて考えていました。

ここは、通っていいのか?
いかにも、生活道路です
東海道沿いの古い商店をカフェにしているのかな

なんとなく良さげな路地に入ります。途中で見つけた小さな公園のあじさいに惹かれました。

アジサイが咲き始めた小さな公園

公園の出口に見つけたマンホールがかわいい。

お魚マンホール

公園を出て海の方向を見ると、海がだいぶ近づきました。

海の上の道路(西湘バイパス)

すぐに突き当ります。

船が行く

突き当りを右へ海沿いの道を歩いて、ほんの少しで到着です。

イベント会場

イベントでのことは、こちらの記事にて。

さて、会場の「山ノ食堂」でお弁当と飲み物を買い込み、海岸へ降りましょう。

あれに見えるは、入道雲なのか

防波堤を階段で登って、海岸に降ります。

わぁーーーー

海ー!
空の色を映して、真っ青な、でも明るい青から深い青まで続く海の色。光を反射して、キラキラしています。

釣り人が数人、点々と
波が打ち寄せて
波が海に帰っていく
西湘バイパス国府津インター手前かな

では、このあたりで・・・

海と椅子の距離はこんな感じ

それにしても、このあたりの砂浜は不安定なんです。しかも、かなり斜め。そして、石がごろごろ。

お稲荷さんのお弁当と、みかんゼリーソーダ

お弁当を置いた場所は、西湘バイパスを支える柱の下のコンクリート部分です。でも、ここも斜面なんですよね。とはいえ、道路の陰になって強烈な日差しを遮ることができるのが魅力です。

柚子香る稲荷ずしと、ポテトサラダ、煮もの、おひたし

暑さで汗をかいた身体にちょうど良い味付けです。煮物もお浸しもじゅわっと出汁が出て、染み渡る感じ。肉や魚を使っていない精進なのも、身体に優しい。稲荷ずしは、柚子の香りが効いていて、爽やかでした。海を見ながら食べるお弁当は最高です。

みかんゼリーのソーダ

ドリンクは、優しい甘みと酸味です。弱めの炭酸で、みかんゼリーもやわらく崩れる楽しい食感です。デザート代わりになりました。

いつものかごバッグと一緒

目の前の景色は、こんな感じです。

波の音を聞きながら

いいですねー
日差しを遮る道路の音は確かにうるさいけど、波の音も相当大きいのです。何より時折吹き抜ける風が、真夏と違って、涼しくて心地よい。

このひと時のために来た、と言っても過言ではありません。けれど、もう少し違う時間を味わうために移動することにします。
では、また。




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