佐賀旅「伊万里の朝さんぽ」
伊万里の朝を迎えました。
昨日までのどんよりした曇り空と雨とは打って変わって、スッキリ快晴です✨
こんな時は、散歩に限る!
ホテルを出たのは8時、スマホとカメラだけを持って、キンキンに冷えた街に出ました。
まずは、伊万里駅を超えて、北側へ…
ホテルとは反対側の駅前広場です。
いきなりの銅像に「この方は、どなた?」
説明を読むと、伊万里出身の偉人、森永製菓と森永乳業の創業者である森永太一郎さんでした。
そういえば、伊万里の友人に聞いていたかも。
駅前市場には、手作り感タップリのものがあります。
近づいて見ると、色や模様をつけたペットボトルの照明のようです。
では、さっそく街歩きに出かけましょう。
これは、いきなり焼き物の街らしい「伊万里色絵夫人立像」です。
土曜日の朝だったからか、道は空いています。人通りもほとんどありません。
銀行の建物の壁に、からくり時計を見つけました。
真下からでは全体像がわからないので、道を渡って離れて見ることにします。
私が訪ねたときは、中途半端な時間だったので、動いていませんでした。壁には時間ごとの流れる音楽の曲名一覧が掲示されていました。
きょろきょろと街を眺めながら歩いていましたが、あっという間に相生橋の前まで来ました。この橋は、伊万里のイメージ写真に使われていますね。橋に焼き物の装飾があって、伊万里のイメージそのものです。
橋を渡り切りました。伊万里津、昔の港は海ではなくて、川の港だったのですね。ここで焼き物が船に積まれ、海外にも渡っていったのだ、という歴史の重み。この伊万里川を中心に街が発展してきたということがわかります。
伊万里には、あらゆる場所に焼き物があるんですね。この辺りは花のモチーフが並んでいました。一番気に入った花は、こちらの「こでまり」の花です。
川に沿って建つ店舗や住宅の壁には、焼き物を使った装飾がありました。こんなところも伊万里らしいです。
人通りがほとんどないこの時間に、車が停まっていて、人影も見えるこの場所は、「伊万里朝市協組」のようです。朝市のようなものでしょうか。
市場の中に入ると、規模は小さい感じです。八百屋さんが営業していました。まさに市場の店。
その奥に、パン屋??周りの雰囲気とまるで違う、おしゃれパン屋「ume pan」でした。
中に入ると、4,5人のお客で賑わっています。朝8時台なのに。
市場前に駐車されていた車は、ここのお客だったのですね。
並んでいるパンは、美しく、なんとも都会的な印象です。デニッシュや、クロワッサンの層も美しい。朝ごはんをホテルで食べてしまったので、今は食べられません。持ち帰るためには崩れないタイプのパンが良いかもしれない。となると、マフィンと、パイ生地だけどしっかりとした型で成形されたタイプのもの、バゲット生地のはちみつクリームパンかな😊
ああ、どうしようか、財布を忘れた・・・
はっ、スマホ持っているじゃないか!と気付き、PayPayで無事に会計できました。
パンも買ったし、そろそろホテルに戻りましょうかね。
帰りは隣の橋「船屋橋」を渡ります。
今度は、大通りから路地に入ってみました。
商店と住宅が混ざっているような通りでした。古い建物も残っているようです。
ここは、川に沿って建ち並んでいた昔の建物の跡を公園にした場所のようです。川に向かって入口があって、荷物の積み下ろしをしたのでしょう。間口が狭く、奥に深い敷地に建つ細長い建物だったと思います。
伊万里川に戻ってしまいました。
この辺りは川に沿って、昔の商店の絵が描かれたプレートが並んでいました。蔵造りの街並みだったのでしょう。素晴らしく立派な街並みだったと想像します。
再度、川を背にして歩いていきます。
途中に飲み屋街らしい場所がありました。その路地の入り口に飾ってあったちょうちんが可愛らしくて、思わずパチリ。
商店や住宅が並ぶ街並みを歩いていくと、JRの踏切まで来ました。ここは単線のようです。
踏切を渡ると、すぐにホテルへ到着です。あらためて見ると、この周辺では高くて目立ちます。
このホテルを選んだのは、温泉施設が併設されていることも大きな理由でした。宿泊していると、無料で使えます。施設は新しくて、とても気持ち良かったです。温泉は「武雄温泉」とあり、お湯を毎日運んでいるらしいです。
朝の散歩は、1時間ちょっと。
最終日になってようやく晴れて、気持ちよく歩けました。やっぱり、もう1日はゆっくり街歩きに欲しいですね。
でも、今回は少し足りないくらいにして、再訪する理由としましょう。
ありがとうございました、伊万里。
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