しょうゆの”抜き”
一人で出掛けるため、サクッと外でランチをしたくて家を出たのに、ノープラン。なるべく手早くお安く済ませたいけど、ファストフードではちょっと寂しいかも。
そんな時、ピンと来たのが、この店です。行列ができるラーメン屋なのです。ちょうど昼時なのに並んでいるのは、5,6人!
たまには並んじゃおう😊
私の直前に並んでいるのは、大学生2人組。聞くつもりなくても聞こえてしまう話題は、プロ野球のことみたい。スマホのスポーツニュースを読んでいるらしい。まだ始まっていないのに、よっぽど好きなのかな。
「奪三振はXX(数字だったけど聞こえず)か、すごいな。ねぇ、この”奪三振ショー”の”ショー”って何?」
相方の回答は聞こえなかったけど、自分だったらなんて答えるかな?ウケル答えって?なんて考えてみたり、待ち時間もそんな感じで乗り切りました。
そうこうするうちに、店内に入れました。
「醤油ラーメン」の食券を買って、店員さんに渡します。カウンターしかない狭い店なので、独特のルール(それほど難しくない)で流れていきます。
すぐ店員さんに「ニンニクは入れますか」と聞かれます。うーん、本当は「入れます」と言いたいところですが、昼間なので「抜きで」と答えます。(夜だったら、「入り」が定番)
そう、「ニンニクの入り、抜き」はこの店における醤油ラーメンのお約束のやり取りなのでした。
トッピングは生水菜・刻んだネギとメンマと、赤身のチャーシュー(最近よくあるバラチャーシューではないのが好み)です。
スープの醤油がキリッとして、麺はストレート。これだよね~
席は、奥から3番目。先ほどの二人組の隣でした。
二人はそろって、味噌バターラーメン大盛の模様。
またしても、聞くつもり無いけど聞こえてしまう会話が、噛み合っていないような、いるような。なぜか話しは続いている。
…にしても。食べるの、遅いよ。私の隣の若者!麺が、麺が、伸びる〜
(もう一人は、大盛なのに早い)
私の方が先に店を出ました。
なんだか"ラーメンを食べただけ"なのに、勝手に脳内会話で楽しんでしましました。
久し振りのラーメン、ごちそうさまでした。
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