見出し画像

STAMP-SHOW2024@浅草

STAMP-SHOW(スタンプショウ)2024、最終日に行ってきました。

今回で3回目です。初回は、何年か前によくわからないままに出掛け、場違い感を感じて、早々に退出してしまった思い出です。
2回目は、去年のこと。いわゆる切手屋ではない「グッズ販売」コーナーに出店する店の手伝い(ボランティアスタッフ)をしたのでした。販売だけでなく、ポストカードと切手を合わせた風景印の郵頼ワークショップのアシスタントもしました。いや~、疲れたけど、楽しかったなぁ😊

今年は手伝いもなく、気軽な気分です。
友人二人が出店するので、その日(最終日)に合わせて遊びに来たのでした。

それほど前のめりになる必要はないけど、午前中に行こう、と決めていました。オープンの時間を確認して、それに合わせて電車に乗って来ましたよ。
まぁ、限定品を買うわけではないし、ゆっくりと行こうと思い、浅草寺に寄ったりして。

そんなわけで、別に一番乗りとか、どこかに一直線とか、全然そんなつもりなかったのですけど。7Fでエレベーターを降りたら、開場前でしかも待ち行列の5番目でした。やっぱり時間、間違えたかも😲
(私的に)近頃珍しく、”この中で私が一番若いのでは?”という面々・・・
「切手が趣味で」というと、昭和いやもっと昔からあったでしょうが、令和の今、ある一定以上の年齢で、かつ男性が多い印象です。私はここ2,3年で少しずつ切手や風景印を集め出した新参者でして、大いに恐縮します。

予定より5分ほど遅れて開場しました。
みなさん、静かに、でも信念をもって、目的の店へ向かわれています。
はぁ、どの店も「ガチ」すぎて近寄りがたい・・・
店員さんが女性で、ソフトなライトな感じの店で「ふるさと切手」ファイルを広げて、かわいくてきれいで使いやすい切手を7,8枚ピックアップしました。(私は切手は使う派なので、プレミアは安いもの、または定価販売を狙います)1,000円でお釣りが出る買い物でした。
とはいっても、使うスピードより、たまっていくスピードの方が何倍も速いのが事実。

なかなかいいと思う

次の店では、テーブルの上に段ボールが3箱置かれています。使用済みのはがきや、封筒が詰まっているのです。そのままの状態ですよ。何もかも。
(色々と考えることありますけど・・・)

使用済み切手の封筒ごと

目についたのは、イギリスからエアメールで送られた封筒(当然、手紙は入っていません)です。イギリスの美しい切手が散りばめられています。しかも、消印の押し方が雑というか、一部の切手にしか押されおらず、ほとんどの切手はきれいな状態です。水に漬けて切手を外して、コレクションにします。(使えないですからね)

令和6年能登半島地震復興支援切手展の一環で、石川県に関連する切手の原画の展示がありました。
昭和に発行された切手です。最近、切手を集め始めたので、見覚えがあるデザインもありました。

「能登半島」氷見海岸からの立山連峰
「能登半島」木の浦海岸と御神事太鼓
「加賀起き上がり」加賀の玩具
「米食いネズミ」加賀の玩具

宝塚110周年展に合わせた「1,000人のタカラジェンヌの手紙」の展示も面白かったです。宝塚愛好家の玉木淳一さんによるコレクションとのことですが、写真入りの年賀状や暑中見舞、そして直筆コメントも見られます。詳しくない私でさえ、あの方!とわかるスターもちらほら。
スタンプショウ初日は、タカラジェンヌOGのトークショーもあったそうで、ものすごい数のファンが押し寄せたとか。

他にも公募の切手展も見応えあります。大人の自由研究のようです。フリースタイル切手展と、トピカル切手展(時事問題などをテーマにした切手を使ったコラージュのようなもの)と、2種類あります。コロナ関連や、牧野富太郎を題材にしたものが目立ちました。入賞作品の表彰式もあるようです。

そして、目的の一つである出張浅草郵便局の「風景印」とスタンプショウに合わせた「小型印」押印コーナーです。

記念小型印

今年のテーマは、「パリ」です。毎日デザインが変わって、今日のデザインテーマはファッションでした。能登半島をデザインした小型印は期間中いつでも押印可能とのことでした。

出張の風景印

風景印は、浅草郵便局だけではなく、他4局(放送センター、渋谷神南、世田谷駒沢、麹町)のものが押印可能でした。どういう意味があるのか?と調べたら、今年はオリンピックイヤー(パリ)でもあり、東京オリンピックの所縁の地、ということらしいです。多分、古い方の東京オリンピックかと思われます。

さて、ようやく友人のショップへ向かいます。(ガチ過ぎる店のフロアとは別です)
二人は、グラフィックデザイナーと、スペインタイル作家なのです。本業を活かした商品(切手、ポストカード・・・)が並びます。

アジサイの花はスペインタイルの作品から

自分でデザインして焼いたスペインタイルを写真で取り込んでいるとのことです。ものすごい技術と手間が掛かっています。季節を取り入れた作品が多くて、春と初夏をテーマにした切手などを購入しました。

地味だけど、あると”かなりのお役立ち”風景印シール

こちらは、風景印シールです。風景印を押印してほしい場所に貼ります。もちろん、切手を少し重ねます。カラーだと、ポストカードの地の色に馴染んだり、逆に押印を目立たせることもできます。ナイスアイディア。

会場となった「東京都立産業貿易センター台東館」の奥に見えるスカイツリー

会場を出たら、浅草は朝よりもっと観光客で賑わっていました。日差しも4月と思えない強さと暑さです。

大観光地の中でウロウロしていると、人混みに埋もれ、どこに行けばいいのかわからなくなりそう。
やはり、私は東京の東から西へ帰りましょう。

いいなと思ったら応援しよう!