たらちゃん@銀座
かわいい店名の「たらちゃん」。用事があって休暇を取ったこの日、ランチにようやく訪ねることができました。
最寄り駅は、東銀座です。大通りではなくて、細い通りを歩いて行くと、ところどころの店に行列ができていました。もうすぐ12時になるかな、といった時間です。近所で働く方々、遊びに来た方等などですが、このあたりの裏通りは外国からの観光客は少ない印象です。イタリアンに、ハンバーグ…。「コロッケ」の看板を出している店はコロッケパンが名物なのかも。さすが銀座、老舗から流行最先端まで色々な店がありますね。
ふと、目指す店も行列か？と不安がよぎります。でも、今回は心配無用でした。
メニューは、一つ「プゴク(干しタラのスープ)の定食」のみ。潔い。
完全キャッシュレスで、精算してから着席します。注文・精算マシンに少々まごついていたら、店員さんが優しくサポートしてくれました。かたじけない😅
店内は、食欲そそる香りが溢れています。材料の干し鱈とか、煮干しでしょう。煮干しを大量に使うラーメン屋を思い出すような。私は好きな香りです。これから食べるスープへの期待が膨らむのです。
着席すると、あらかじめお茶と水キムチはテーブルにセットされていました。程なく料理が運ばれてきました。
干しタラを使った韓国の辛くないスープです。はじめてなのに、何だか懐かしい味で美味しい。
味付けは塩。それ以上にタラの出汁がたっぷりで、滋味深く身体に染み渡ります。そして、注文を受けてから一人前づつ溶き卵を入れて温めるので、アツアツ。
薬味や、2種のキムチが付いてきます。
ご飯は少なめで、私にはちょうど良いかも。朝7時から営業しているようで、朝食にも使えるようです。とはいえ、朝イチに銀座という状況は、私にはないかな。その分、夜は7時まで(スープなくなり次第、終了)と早めです。
店内は、スッキリとしたオシャレな感じ。少人数向けで、一人でも入りやすいのが嬉しい。
秋にしては気温高めのこの日、身体はアツアツ、気持ちはホカホカになりました。
銀座で安心感ある店を一つ覚えました。また来よう。