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【Finnovalley 活動レポート】真庭レポートvol.2 ~「働く」って、なんだっけ?~
お久しぶりです!フィノバレー推進グループの佐藤です。
年明け早々、フィールドチームのメンバーみんなで、岡山県真庭市に行ってきました。
今回の出張の目的は、メンバー全員で「gig」に取り組むこと。
gigとは、フィールドメンバーが月に一度集まり、普段の業務から少し距離を置いて、より長期的な視点で物事を考えるセッションです。
「私たち、何のために働いているんだっけ?」
「どんな希望を抱いて、フィノバレーに入社したんだっけ?」
それぞれが原点に立ち返り、自分を見つめ直す、大切な時間でした!
今回はその様子を紹介します!
① gigとは?
私たちフィールドメンバーは、普段それぞれの常駐先で日々の業務に追われがち。でも、それだけだと「今を回すこと」に集中しすぎて、長期的な視点を見失ってしまうことも多々あります。
それを解消するために始めた取り組みが「gig」。メンバー全員があえてPCを閉じ、視座を上げて考える時間としています。
今回は3度目のセッション。改めて、「働く」ということに対する想いを見つめ直しました。
前回の2nd gig についてはこちら▼
② なぜ岡山で?
今回のgigの舞台は、私たちがデジタル地域通貨「まにこいん」の推進にも取り組んでいる岡山県真庭市。環境が人の思考に与える影響は大きいとは言われますが、ここはまさにgigの実践にぴったりの場所でした。
都市の喧騒を離れ、自然豊かな環境の中でじっくりと自分と向き合う時間を持つことができたのは、とても意味があったと思います。
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③ 今回のテーマは3つ
今回のgigの目的は、まずはチーム全体の「土壌を耕す」こと。
社長の川田から直々に、今回のテーマである3つの問いを受け取りました。
フィノバレーに入社前に抱いていた希望は?
入社してからの仕事で楽しかった・嬉しかった出来事は?
今後の野望、夢、ありたい状態は?
これらをMiroを使ってカジュアルに共有しよう、というもの。
Miroは、オンラインで使えるホワイトボードツール。チームでリアルタイムにアイデアを出し合ったり、付箋や図を使って視覚的に整理したりできる便利なツールです。フィノバレーではアイデアのブレストやディスカッションによく活用しています。
メンバーはそれぞれ問いを持ち帰って、自分の中の想いを整理します。
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私は、考えれば考えるほど気持ちがあふれて話がまとまらなくなってしまうのですが(笑)、今回はそれも含めて発信してみようと思い、勇気を出して大きな夢を盛り込んでみました。
3つの問いを通じて、これまで漠然と抱えていた自分の想いを、ある程度整理できたように感じます。
そして迎えた共有の時間。
さまざまなバックグラウンドを持つメンバーの想いを聞く中で、働くことに対する「嬉しさ」のベクトルが、それぞれ全く異なることに驚かされました。
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前職ではどうしても叶えられなかった想いや、「フィノバレーならできる」と感じたきっかけ。そして、入社してからの仕事で嬉しかった出来事。
「この人は元々こんなことに希望を感じてフィノバレーを選んだんだ……」「こんなことにもっと力を入れたいと思っているんだ!」など、私も他のメンバーの根底にある想いに気づくことができました。
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さらに、メンバー全員がお互いのやりたいことを尊重する姿も印象的でした。
相手が興味のある分野をより伸ばせるように、「じゃあ私はこの分野をフォローするね!」という声が生まれたり。
私自身も、思い切って発信してみて良かったなと思います。
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④ 私が感じたこと
このセッションを通じて、改めて「目線を切り替えること」の大切さを実感しました。
仕事をする上で、短期的なタスクをこなすことは欠かせません。しかし、長期的にどう在りたいかを考える時間も必要です。
私もまだまだ目の前のことで精一杯になってしまいますが、小さなタスクでも一旦立ち止まって、全体の目的や軸を探れるように訓練していこうと思います。
加えて、「働く」ということ自体に対する視野も広がりました。
まだ自分の中で明確な答えは出せていませんが、今回のgigでメンバーの話を聞くうちに、みんなが喜びや価値観のまったく異なる、それぞれの物語を持っていることに気づきました。
そして、その物語をしっかり発信できたら、共感してくれる人、仲間に加わりたい!という人にも出会えるかもしれないな、と。
もしかすると、「働く」とは「自分の物語をつくっていくこと」なのかもしれない——そう感じました。
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⑤ まとめ
今回の真庭でのgigは、まさに「土壌を耕す」機会になりました。
この経験を糧に、それぞれの現場でまた新しい価値を生み出していけたらいいなと思います!
最後に、今回のオフショットを載せていきますね~~
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