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飽き性な女のnote「100日投稿」12日目 心の片隅に樹木希林さん。

樹木希林さんが亡くなってから4年以上経つのに
私の心の片隅には、リトル樹木希林さんが居る。

希林さんはものを大切に。。というか、モノの寿命を全うさせる人だった。
シャツでもパンツでもタオル一枚でも、そのものが「これ以上使えない」ところまで使い
全うさせる人だった。(映像とか本とかで読むと)

だから、樹木希林さんがある番組で伊勢神宮に行った時あるお店に入った。

そこの女店主が
「これ差し上げます」とそのお店の半被?の様なものを渡した。
普通なら「ありがとう」と頂くところだか
樹木希林さんは違う

「ありがとう、でも要らない」

とさらりと言う。
そこで引かない女店主との攻防がおかしかった。

樹木希林さんという人を知っていたら、使い用の無い半被の様なものを渡す事はなかっただろう。

なんなら、「もらってあとで捨てればいいや」
となるところ
即座にお断りした。

どちらが優しいか。

好意を貰ってあげるほうが一般的には優しいのだろう。

でも、ものを簡単に捨てられ無い人は貰ったものに責任を感じる。

ものを大事にする人は
自分に何が必要かを知っている人

だから私も使い古したタオルは、4当分して床を拭いたりする雑巾にして
最後に捨てる。

人にも物にも

最後まで責任を取る

勝手にだが

私は心の片隅の樹木希林さんに
「これ捨てるにはどうしたら成仏出来ますか?」と
問いかける事がある。

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