人生フルーツの英子さん
とても好きなご夫婦がいます。
愛知県春日井市高蔵寺にお住まいの、津端修一、英子夫妻です。
「人生フルーツ」という、東海テレビ制作の映画の主人公の御夫妻です。
建築家の修一さんと専業主婦の秀子さんの人生を
樹木希林さんのナレーションで、淡々とおふたりの生活を映し出しています。
これをみてから、わたしの中には英子さんと言う
ご高齢の専業主婦でありながら
夫を支え続け、修一さんという自分を貫く少しマイペースで、良い我儘を通す夫いう上司に
一生パートナーとして側にいて
夫婦という「仕事」を成し遂げていた女性だと感じます。
映画の中で修一さんは突然亡くなります。
突然の事で呆然とする秀子さんの様子も映画にはありますが、
それでも、英子さんは修一さんが生きていた時と同じように
家の事、手仕事、庭仕事
忙しく動いていらっしゃった様です。
この映画を観てから、英子さんはお元気だろうか?
とずっと気にしていましたが、
ネットで知ったのは最近、2018年にご主人の元に行かれたとかいてありました。
今「ふたりからひとり」という、おそらくインタビュー式で英子さんが語ったものを書き起こしたものだとは思いますが
修一さんが亡くなった後のいろんな事が、淡々と語られていました。
「ときをためる」
津端夫妻ご両人が同じように言われてました。
コツコツと貯めて大切なものを買ったりつくったりする事の意味の様です。
おそらく、もっと深い意味がありそうです。
英子さんの修一さんとの毎日の生活していた時の考えや想い、行動は
とてつもないキャリアウーマンの先駆けだったんじゃないかと私は思います。
お疲れ様でした、英子さん。
知り合いでもない私ですが、お友達になりお話を聞きたかったです。