お米作り・・・その五:稲刈り
9月18日、朝起きると小雨。
今日から稲刈り!と思っていたので、どうしよう~と。
9時過ぎると雨は止み、もうしばらくするとお日様もさしてきました。
コンバインで刈るのなら、稲が濡れていては刈れないのですが、
我が家は手刈りで稲木干し。
少しぐらい濡れていても構いません。
10時過ぎから刈り始ます。
まず、稲木を立てる予定の、お宮さん側の稲から刈ります。
昔は、借りながら藁で束ねていたそうですが、
私たちは素人、刈る速度・束ねる速度を考えると、
まずはある程度、刈るだけ刈って、束ねるのはそのあとで。
束ねる量の稲を刈って、畦や刈った後の田んぼに置いていきます。
稲木を立てられるぐらいの広さを刈れたら、束ねていきます。
午前中はそれでおしまい。
いつもは半日しかしない十姓仕事ですが、稲刈りは別です。
午後から、今度はまず稲木に必要な三つ又や棒などを運ぶ
道作りのため、稲を刈ります。
道が出来たら、夫は必要な物を運んで、稲木を立てます。
久一さんから借りている三つ又を立て、
三つ又に杉の稲木を渡して、固定します。
立てた稲木が強い風、台風などで倒れないように、
しっかりした栗の添え木をして支えます。
私はある程度刈っては束ねて、を繰り返します。
稲木を立て終わった夫が、
束ねて置いてある稲束を運んで、稲木の下段に掛けていきます。
19日は、通りかかった久一さんの奥さん(千恵子さん)が、
「手伝いに来ようか?」と聞いてくれたので、
「嬉しい!!」と。
千恵子さんは流石、プロです。
私たちが朝から刈った稲を、あっという間に束ねてしまい、
そのあとは自分もどんどん刈っては束ねていきます。
私たちも負けないように、頑張ります。
千恵子さんのおかげで、その日は、家前の田んぼ
残すところあと少し、というところまで刈り終えました。
20日は、家前の田んぼは全部刈り終え、川側の田んぼに移りましたが、
ここで雨。止んだら刈りに入り、また雨・・の繰り返し。
結局本格的に降り出したので、中止に。
21日も雨で、稲刈り出来ずです。
22日、朝は雨でしたが、しばらくして止んだので、
川側の田んぼに入ります。
午前中にほとんど刈り終え、午後から束ねて、稲木に掛け、
15時、終了!
今年は雨に振り回された稲刈りでした。