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【L@エッセイ】彼女の彼女になった私 episode3 レイラの視線
記事全文はこちらのマガジンで読めます。
プロローグ
レズビアンの私がノーマルの女性と出会った。
出会いのきっかけはXの最初のダイレクトメールでの彼女からのナンパ
エッセイの登場人物
・空(くぅ):
元看護士。アロマセラピストでサロンの経営者。
離婚後シングルマザーとして子育ていっぺんとうの人生がやっと解放されて自分探しを始める。
・レイラ:
シングルの投資家で同性愛者(レズビアン)
自由奔放な性格。そして謎の女。
ストーリー
空(くぅ)からのXのDMで始まる二人の目線で語るエッセイ。
空(くぅ)は異性愛者でストレートだったが、レズビアンのレイラと出会ってから自身のセクシャリティーを初めて知ることになる。
しかしレイラに数百万人にひとりしかいない身体を持って生まれてきたことを告白された空(くぅ)だったが、初めての女性との恋に戸惑いながらも引き寄せられたように同じ道を二人で歩き始める。
エピソード1~2は空(くぅ)の目線でエッセイは始まり
エピソード3~4はレイラの目線のエッセイが続く
エピソード5は再び空(くぅ)の目線で綴る
エピソード6は再びレイラ目線で綴る
エピソード7以降は交互の目線で物語は展開されることになる。
episode1はこちらで無料で読めます。
レイラの視線~1
私の名前は「レイラ」。
トレーダーで投資の世界で生きている。
朝、目覚めるとパソコンを立ち上げる。
私にとってのトレードをするチャート画面は
世界の金融情勢を把握する重要なアイテムだ。
パソコンを立ち上げると「X」のDMが来ていた。
息抜きとして何気なく登録していた「X」は
私にとってはそれほど生活の一部ではないけど
ブラウザーの最初のアイコンだから毎日開ける。
空(くぅ)からの初めてのDMはナンパのメールだった。
「X」のプロフィールでレズビアンを公開しているので
女性からのDMは同類だと勘違いする。
当然のようにメールの返事は「OK」と返した。
初めて会ったのは行きつけのBAR。
ドアを開けて入ってきた彼女はカウンターの私の隣に座った。
なんか癒される。
でも、しばらくして空(くぅ)が
ふと視線を落とした時に寂しそうな顔をする。
なんだつまらないのか。
私はあわてて彼女に話しかける。
でもお互いにほとんど何も知らないので話題に乏しい。
何を焦ってるんだ私。
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