りさが黙ってない
女性というのはつかみ所のない生き物であるし、理解しきることはたぶん永遠にないとも思う。
床を這う大きなゴキブリに絶叫して悲鳴を上げながら、その数秒後には自分の足でそのゴキブリを踏みつけられるような存在だ。
私はゴキブリ程度見ても絶叫することはないが、いちおう生きているある程度の大きさのものをためらわずに踏みつけることはできない。
そんな瞬間を見ると、女性というものはかわいくもあり、残酷であるなぁと思ったりする。
シンデレラ3グループAに登場した園pは実質プロ1年目でありながら、意外に情報を試合前から得ることができた。
私のnoteの一つの指針としているアルパカさんnoteで園pがネガティバー(ネガティブな傾向がある人)ということが分かった。
文中にも書かれているが、アルパカさん自身もネガティバーらしい。もちろんのりべんもネガティバー。人生の中で自分自身にポジティブに振る舞った経験というのはほとんどない。(あるとすれば、思い切り酒を飲んで羽目をはずすときぐらいなものか)
シンデレラファイトシーズン3における園pの戦いははっきり言って王道と言って良くどこにネガティブ要素があったかと言われると正直分からない。
#1の南3局。
3着目ではあったが、ラスとは8900点差で、親の安藤pがリーチを入れた場面で、園pもテンパイが入る。
親の安藤pは2着目であり、そのままツモったとしてもラスである栗本pとの差は変わりない。
逆に自分がリーチをかけて安藤pに引き負けた場合、これはかなりの確率でラスの危険性が高まる。
私はネガティバーということを差し引いても、ここはリーチにはいかないだろうと思った。
しかし、園pはこの土壇場でポジティブを爆発させる。
いくのね~!!
リーチ!!
そしてツモォォォ!!
しかも2000-4000で一気にトップに肉薄
その後のオーラスでも果敢にトップを目指して追っかけてた。
この前ひさびさに地上波のドラマで花咲舞はだまってない2024を見たが、常にポジティブな花咲さん(今田美桜)に感化されて、全てにネガティブそうな町工場の女性が社長の悪事を告発するというシーンを見たとき
こんなことあり得ねぇ~
と思ったが、意外にそんなこともないのかもしれない。
根っからネガティブなんて女性は存在しないのだ。
それと僭越ながら園pの良かった点を一つ挙げたい
シンデレラファイトは7年目までの女流雀士が戦うから、時折ではあるが、ベテラン雀士とは違った女流たちのリアルな感情の動きを見ることができる。
その中でもここまで分かりやすいリアクションを取ってくれる女流はなかなか居ないと断言できるのが園pであった。
写真だと動きがないのが残念だが、雰囲気は伝わるだろうか。
これもシンデレラファイトを見ざるを得なくなる要素のうちの一つ。
今ではすっかり園pに親近感を持ってしまったのりべん。今後の活躍にも期待せざるをえない。
いや~、ほんと強かったよ。
完