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第458回、アムロがガンダムに乗らなくても、連邦軍が勝つ理由


前回「ガンダム・ジークアクス」の世界が、シャアがガンダムに乗らなくても、元々ジオンが連邦に勝つ世界ではないのか?という事を書きましたが、逆に「ファースト・ガンダム」の世界は、アムロがガンダムに乗らなくても元々連邦がジオンに勝つ世界なのではないか?と自分は考えています。

これは考察と言うより、戦争は一人の英雄的な人物によって、勝敗が決まる訳ではないと、自分が考えているからなのだと思います。

もしかしたら実際にはそういう事もあるのかも知れませんが、自分としては戦争は、総合的な戦力と政治的な交渉により勝敗が決まると考えているので戦争における英雄伝的な話が、自分はあまり好きではないのだと思います。

なので、アムロもシャアも突出した存在で、好敵手同士ではある物の、戦争の勝敗を決める様な存在ではないのだと、自分自身は考えているのです。


さらに言えば、戦争に正義も悪もない様に自分は思っているので、ジオンが悪として描かれていても、連邦が正義でジオンが悪という認識は、自分には特にありません。

ジオンがコロニー落としをした事は、非人道的な行為であり、ジオンに正義があるとは思っていませんが、それと連邦が正義であるかどうかという事は別なのです。

連邦には連邦のジオンにはジオンの思惑があり、それが互いに相容れなくて軍事行動に発展してしまったのであり、戦争を始めた責任がジオンにはあるのだと思いますが、だからと言って連邦が正義であるとは言えないのです。

「要はお前は、ジオン軍が好きなのだろ?」と言われれば、そんな事はないのですが、ただ自分がどちらを好きなのかという事と、どちらが正義なのかという事も、関係がないのです。

自分が好きで正しいと思う事が正義な訳でも、自分が嫌いで間違えていると思う事が悪な訳でもないからです。


多分自分は、人間その物があまり好きではなく、そんな人間に善悪の区別をする事自体に、関心がないのかも知れません。

人間は猿同士の争いを見た時に、どちらが正義なのかという事を、果たして考えたりするでしょうか?

それと同じで、自分の感覚で言うならば、人間の争いも所詮、類人猿同士のもめごとでしかないのです。

タイトルとは関係のない話になってしまいましたが、自分の言いたい事は、大体言えたので、今回はこの辺にしようと思います。


最後になりますが、自分は人間が好きではないですが、人間の子供は好きで子供を可愛いと思う気持ちに、国の違いはありません。

どの国の子供も区別なく可愛く思うのに、その国を善と悪に分ける必要が、自分にとってはないのです。

※最後いい事を言っているつもりで、全然言えてなかったかも知れません。

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