琉球ゴールデンキングスファンというだけの話 謎に罰ゲームとか言われるEASL
冒頭…私は、琉球ゴールデンキングスというプロバスケットボールチームを、勝手に応援している。誰かに強くお願いもされてる訳でもなく、一方的にだ。
EASLとは
Bリーグオールスターゲームが終わり、中2日の状態で、琉球ゴールデンキングスはフィリピン🇵🇭で、EASLの予選最終ラウンドがあった。
簡単にいうと、EASLとは、前年にBリーグで優勝と準優勝したチームだけが、日本代表として出場できる東アジアスーパーリーグという国際大会である。
Bリーグの他のチームが、疲れた身体をケアして、じっくりと作戦会議でもやってる間に、キングスと広島だけは、飛行機乗って他国へ試合をしに行かなければならない。
きっと、コーチ陣は、Bリーグ内だけでなく、海外のチームのスカウティングを、寝る間を惜しんで頑張っていると思う。
選手達は、そのスカウティングを元に作戦会議をして、チーム皆で、練習もしなければならない。
また、EASL公式戦では、Bリーグ公式戦と、使用するボールも違う。ドリブルする時の跳ね具合い、タッチの具合い、シュートする時の具合い…。ボールの感覚だって、数日で対応しなければならない。
世間のBリーグファンは、いつもこのEASL大会の事を『罰ゲーム』というあだ名をつけていた。
有識者の方々ですらで、そうである。
大会の意義すら討論されてない雰囲気がある。
もうちょっと考えてくれませんか?って感じがする。
現状、Bリーグの公式RS戦だけでも、既に怪我人が出てるチームが続出している。
前日の試合の疲れを、次の試合の負けの言い訳にしてるチームもある。
Bリーグの公式RS戦で、そんなことを言うのなら、EASL大会は、まさに優勝と準優勝チームに与えられたハンディという名の、『罰ゲーム』と言われてしまうのも無理はない。しかも、広島もキングスも、同じ様に怪我人に苦しまされてるし。
ならば、キングスは、3年連続の『罰ゲーム』を受けているのか?
なんなら『罰ゲーム』がなければ、もっと簡単に優勝できるのだろうか?
私は、少なくとも、チームのGM、HC、選手から、EASLの事を『罰ゲームしてます』だなんて、ひと言も聞いたことは無い。
むしろ逆だ。GMは、昨季準優勝が決まった時に、今季のEASL大会への出場権を獲得できたことを凄く喜んでたし、HCも選手達もどう見ても本気で戦ってる。
開幕時には弱そうなチームだなぁと思ってる人達がいるかも知れないけれど、最終的にはEASL大会もBリーグもチャンピオン目指しているからね!と思っている事が、ひしひしと伝わってくる。(なんなら天皇杯も獲りたいとか言っているパワフルマン達だ…)
しかも、何時も、満面の笑顔だ!!!
海外への移動は、流石のキングス。日常茶飯事なので、私が車を運転するくらいなノリで飛行機に乗っている。
プレシーズンに、イタリア🇮🇹でミニ大会に参加した経験(移動距離、時差ボケ、気候変化)が、ここに来て効いてるようだ。
あのイタリア🇮🇹大会では、外国籍#4のロー選手をわざと休ませて、EASL大会に合わせた練習をしていたのだろう。
EASLは、外国籍選手が2人しか登録出来ないのだから。
私達が思ってる以上に、チームは前々からいろんな想定をしていたとしか思えない。
触れたくなかったけど、EASL大会の優勝賞金は、Bリーグ優勝賞金の3倍だ。チーム関係者は、ノドから手が出そうなくらい、欲しいだろうし、頑張っているチームの皆に、是非ともプレゼンして欲しいな(笑)
フィリピン🇵🇭メラルコ・ボルツ戦 結果
キングス勝ちました!
もちろん私は、しっかりフィリピン🇵🇭からのネット配信を、リアルタイムで応援する事が出来ました。
予想通り、Bリーグのオールスターゲームに出場したクーリー選手はこの日は、ロスター登録外。岸本選手と脇選手はベンチスタート。
多少の疲労もあっただろうから、この試合後すぐに待っているBリーグRSに向けて体力温存してるのだ。
チームメンバーとの合同練習もする時間は無かったと思う。
だからって、初めてのフィリピンでの試合だ。現地はドアウェイ状態だし、気温が30度というから驚く。体調管理も大変だ。
でも、普段から、飛行機での移動を繰り返してるキングスにとって、そんなの慣れっこなんだろう。
試合は、Bリーグの試合ではベンチメンバーと言われる選手達が、スタートから躍動してた。
この日の試合は夜遅くに開始したから、大人しく観ようと思ってたのに、やっぱり無理。
画面越しに、伊藤選手やカーク選手、ケヴェ選手の活躍に、飛び跳ねてしまうし、「GOGO!KING!」って、叫んじゃうし…。
これじゃ、恥のない、典型的な推し活だ…。
まぁ、家族全員、飛び跳ねてばかりで、ソファーに座ることすら出来ないんだから。本気で、恥知らず+近所迷惑一家だ。(笑)
結局、カーク選手とロー選手とケヴェ選手は30分超えのプレイタイムだったけど、オールスターに出場してないし、何より普段から、体力有り余るマン選手達なので、問題ないと思う。
クーリーが、充分休めたし、脇選手なんて3分台しか出場しなかった。 何より小野D選手や、伊藤選手、松脇選手が、とても良いディフェンスとオフェンスをしていた。
みんなが得点して、みんながボールへの執着が強くて、本当に泣けてきた。
更に、現地に居た、キングスブースターが画面に写った時は、本当に嬉しくて、家族みんなで、「ありがとうございます!」ってお礼しちゃった。
数名でも、応援してくれるファンがいるって、選手にとっては、凄く頑張り甲斐があると信じてるから。
現地観戦の方々、本当にありがとう。
岸本 隆一
岸本選手は、この試合も素晴らしかった。ベンチからコートに出てくるだけで、ワクワクさせてくれるし、ドリブルするだけであの沖縄アリーナの三線のリズムが頭に流れてくるし、3Pシュートも2本決めちゃうし。
16分台のプレイタイムで、
12得点、2スティール、4アシスト、って、やっぱり推せる人だ。
そこにいる!っていう存在自体が、もう神なのだ。
試合後の公式インタビューでは、「フィリピンで初めて試合ができて幸せでした。」と、話してた。
これは、リップサービスなんかじゃない。
彼は何時も謙虚だ。本気で、異国の地で健康でバスケが出来る事を幸せと感じている筈だ。
それが、岸本選手という人だから…。
『罰ゲーム』じゃない
だから、私は、EASL大会を、『罰ゲーム』なんていう考えには反対だ。
ファンの皆も、口では『罰ゲームだ』と言ってても、心の中ではそんなことを思ってる筈は無い。
だって、EASLの試合を沖縄アリーナで行う時のブースターの熱量をその場で体感すれば、すぐにわかる。百聞は一見にしかずという感じ。
昨年は、空席が目立っていたけど、今季は盛り上がりが違う。ファン含めて、沖縄を世界へ、アピールしている同志みたいなものだ。
試合後、解説の方が「沖縄の皆さんおめでとうございます!」って、言ってくれて、また家族みんなで、「ありがとうございます!」って、お辞儀しちゃった。伝わってないだろうけど(笑)
たぶん、キングスのファンなら、良くわかっていると思うけど、私達、しっかり、チームの思いに洗脳されちゃってるんだよなぁ(褒めてます)
良く考えたら、EASL初戦の時に、昨季まで在籍していたアレンダーラム選手が、敵チームに加入したのも、大会を盛り上げるための、チームの作戦だったのかも知れない。
推しチーム経営陣の頭脳なら、絶対にやりそうだ。
本当に、他のチームより、1つでも多くプレイを見せてくれてありがとう。
笑顔を見せてくれてありがとう。
悔しい表情もありがとう。
何時も思っている。このメンバーで一緒に試合出来るのって、このシーズンだけに違いない。
賞金の事もあるけど、私は、キングスの試合がひとつでも多く見られるのがとにかく幸せだ。
まんまと沼ってる。抜け出せないし、そのまま沼っていたい沼だ。
広島もキングスも、勝ってくれてありがとう!どちらの選手も、怪我なく、そしてどちらのファンも、この幸せを感じて盛り上がりましょう!!と言いたい。
GO!キングス!
盛り上がりましょう! 西地区!
次は、BリーグRSだ!休んでる暇が無いけど…。
それを楽しみに切り替えることの精神を持とう!
※私は、ただのキングス推し活でこんなことを書いてるけど、一部のファンの代弁をしているつもり。自己満足日記です。