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世界の人も限定ものに弱い話

旅人と一緒に旅を楽しむガイドを目指している てんです。
今回は自身が大切にしている『五感を大切にしたい旅』をテーマにしてみました。
近年は、インバウンドのお客さん(訪日される海外の方のこと)が増え、日本にしか出来ない体験がしたい!と求めて各都道府県を旅をする方も増えています。また日本人も同じく、海外より自分の行けていなかった場所へと目を向けて旅を始める方も増えています。そして、日本の観光整備やインターネットでの多言語化も進み、多くの着地型の旅(地域で作られる旅行商品)も増えました。来年、大阪は万博を迎えます。大阪や近郊の府県は大型のリニューアルが今でもされていて、地元の方は「日々変わるから大変」と聞きますが、2025年から新しくなってきていく姿は楽しみで注目したい場所ではあります。

大阪は初のことにチャレンジすることが大好き!

関西の中でも話題となり連日、この体験にと並んでいる姿が見られています。その中でも前からあった場所に新しいものを取り入れたり、海外やお友だちが来たら案内してあげたりができるというアクティビティを3選、紹介したいと思います。

にぎやかな場所といえば

展望台は二代目となり大阪のシンボルとして、多くの観光客で賑わっている場所の一つ。現在は万博に向けて一部工事中だそうですが、営業中なので利用は可能です。5階の展望台にあがると、大阪の景色を見ることができたり「足の裏を手で撫でると幸運が訪れる」とされる幸運の神様「ビリケンさん」の像を安置されています。

国の登録有形文化財として登録された「通天閣」

以前は登って風景を楽しむものだったのが、展望台よりさらに上部(高さ94.5メートル)の屋上に、全面強化ガラスを貼り巡らせた屋外展望台ができました。3階の中間展望台(地上22m)にTOWER SLIDER タワースライダー ができ、およそ30度の斜度で地下1階の「お帰り口」(出口)へ至るステンレス製のスライダーを追加。今年からは景色をもっと一望できる Dive&Walk  ダイブ&ウォークは、中間展望台屋上(地上 26m)の外周部にハーネス(命綱)を装着しアスレチックを体験するものとタワー中間部(地上約40m)から約14m下の中間展望台を目掛けて飛び出す2部構成のアクティビティです。高さや数字を見ただけでは、実感が湧かないものですよね。

今度、実際に行く予定です!

文化に惹かれて

日本には海外に誇れるものがたくさんあります。それは和の文化です。日常にある当たり前で身近にあり気がついていなくて、何を紹介しようか?と迷ってしまいますよね。大阪の築いてきた芸能には落語、人形浄瑠璃、文楽、歌舞伎と伝統ものばかり、そして欠かせない美術作品の浮世絵は、ここ大阪で世界唯一、和の美術館でもあり海外では「OSAKA PRINTS」として、大英博物館や世界各地の美術館に収蔵されています。

大阪の上方浮世絵とは、役者を美化することなく
人間味をもって描いているのが特徴です。

もちろん、日本人のお客さんも訪れている場でもあり、上方浮世絵の体験ができると、自分のお土産に作成し記念にされている方が多いそうです。体験は初級から上級コースがあり、色付けも自分で行えるのでオリジナルの絵葉書ができます。どこに行くのかを迷っている方がおられたら、ぜひおすすめしたい場所の一つです。

上方浮世絵絵
〒542-0076 大阪府大阪市中央区難波1-6-4 TEL/06-6211-0303
開館時間/11:00〜18:00(入館は17:30)
休館日/月曜日(休日の場合は翌日)

新感覚なアクティビティ

「日本シティサップ協会主催」で豊臣秀吉の命により開削された歴史をもつ東横堀川(ひがしよこぼりがわ)や大人気の道頓堀川にもサップで散策が楽しめるイベントを開催されています。SUP サップ(Stand Up Paddle)とは、サーフボードのようなボードに乗り、パドルを使って漕ぎ進むアクティビティです。大阪市内に現存する最古のレトロ橋、川から見るユニークな看板を見ていくと、非日常感を楽しむことができるこのツアーとなっていて、HPから受付したり、問い合わせもできたりするので、ガイドさんが付いて観光客や地元の方にも大人気!川の上には高速道路の高架橋が架かっているので、雨や日差しを気にすることなく快適に楽しめるフィールドです。

大阪編はいかがでしたか。自分自身もいろいろ知ることができるきっかけになり、楽しく記事を書くことができました。五感を楽しむ旅はこれからです!次の都道府県旅はどこになるのやら…

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