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人を信じる事、信じてもらう事

こんばんは。
さいけです。

先ほど(昨日)横浜流星さん主演の
「正体」という映画を観に行ってきました。

なんとも余韻がすごく、ずっと引きずってます。
エンディングがヨルシカさんの「太陽」という
曲なんですけど、それを聴いて帰り道泣くという(笑)

ここまで引きずり込まれた映画は
久しぶりなので、映画館で観て良かったです。

今日は映画の感想を少し記録したいと思います。

まず、この映画を観ようと思ったきっかけ
なんですが、映画のポスターにある横浜流星さんの表情に、この映画の全てが詰まっていると感じて観ようと決めました。
1枚の写真から焦り・不安・恐怖全てが
手に取るように分かるような気がして、
この映画は絶対に観るべきだと強く思いました。

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ここからはネタバレになるかもしれないので
注意。

印象に残ったシーンを少しお話します。

逃亡を繰り返し、最後捕まった時、
刑事さんに「何故、逃げたんだ」と問われて、
容疑者の鏑木慶一が
「もう一度世界を信じてみたかった。」
と言ったんです。
その時の優しい笑みが、人を殺めた人間の表情ではなく、本当に心から信じて欲しいと願う、少年の顔でした。
架空の人物のはずなのに、観ていると鏑木慶一は人を殺めるような人じゃない。
やっていない、彼は無実だ。殺してなんかない。
そんな風に信じようとしてしまうくらい、俳優さん方の演技力は素晴らしかったです。
完全にのめり込みました。

映画を観て、何とも言えない気持ちになり
その後も主題歌を聴くだけで
泣きそうになるくらい、揺さぶられました。

人が人を信じる難しさ
人が人に信じてもらう難しさ
信じてもらえない環境の中で
正しいことは正しい
間違いは正さなければならない。
訴え続ける心の強さと、
目の前の利益にしか目を向けられない
人の弱さがひしひしと感じられた。

そんな映画でした。
この映画を観た人と語り合いたいですね。
私はこれから小説を読んで
色々と考察していきたいと思います。

それでは、おやすみなさい。

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