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備忘録*小学生時代④ 世界が一変
勉強について
5年生の10月頃だったような。
寒くなり始めた頃、2周目の「オレンジ」を終え「青」に取りかかる。
進め方は同じ、時間を測って1ページ10問を解く。
計算はもちろん、思考力、図形問題など幅広い。
一つ一つに解き方のコツがあり、毎回解説を見ては感心させられる。
もちろん、問題は格段に難しくなっているので時間はかかるものの、フムフム、、となにやら対話するかのような雰囲気。
取り組む姿勢をみても、楽しみつつ、読み解く力はついてきていると実感する。
次男が夫と遊んだり、一人遊びするようになり。
そのおかげもあって、長男の隣に座る時間が増え、わからないことも自然に聞いてくれるようになった。
秘密の自主勉も功を奏して、さりげなく距離が縮まってきたと、ひとり密かに嬉しく思っていた。
それでも、あくまで調子に乗らず、サラッとした母を演じながら、長男の頑張りを応援。
ミニバスで疲れて爆睡したり、体調を崩す時もあったけれど、この青だけはなるべく欠かさずやるようにした。
まさかのできごと
2020年初め、新型コロナウイルスのニュース。
それから、あれよあれよという間に日本中で感染拡大。
『緊急事態宣言』
それが6年生の4月。
世界があっという間に一変した。
学校閉鎖。
全ての行事、そしてミニバスが活動停止する事態に。
最高学年として、やっと自分の力を発揮できるときだったのに、、
戦うことすらできなくなってしまった。
この時から、張り詰めていたバスケへの思いがプツッと切れ、だんだんと熱が冷めていくような感じになっていった。