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Ragura Floating World64
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スクと
ネオコロッサルに
向かう大穴駅へと
戻りました
そろそろ日没時
エノクです!
スクが見つけた
一冊の本を手に
此処まで
戻って来ました
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スク
「何て書いてあるの?」
エノク
「ルースの記述が
あるわ‥」
「ルース限定の
生息する植物関係」
スク
「やっと調べられるね」
エノク
「スクのおかげよ
ありがとう!」
スク
「///」
スクはまた
そっぽを向いた
とりあえず今日は
解散して私は
家へと帰る事に
これからこの本を
解読して
ルースについて
調べる事にした
記述について
わかったらスクに
連絡する事も
伝える
共同の
自由研究だから
その時
外で低い
爆発音
‥半霊だ
下からも
響いた
エノク
「母体‥ついに複数
来たわね」
地域を越えて
進軍する
侵食者の総力戦を
見る事も無く
その日は
平和に
終わった
きっとこれからも
こんな爆発音は
響く筈だ
さあ、帰って調べるわ
エノク
「ただいま!」
マヤ
「おかえり。随分
遅かったわね」
エノク
「遅くなる前提
だったけど早い方
だったかも」
マヤ
「ふうん。エノク
その本
いつもと違うわね」
エノク
「ルースの記述が
あったから
古代図書館から
持って来た」
マヤ
「 」
エノク
「ネグロおじさんに
許可貰ったから
心配しないでね?」
マヤ
「‥そう」
さてと
自由研究
調べものの時間
部屋に戻って
机の上に
本をドンと置く
埃が舞った
一冊のノートに
読んだ分だけ
書き記した。
時間も忘れて
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分かった事
ルースだけに
生息する
調和を象徴する
限定指定植物
古来から
神の世界
仏(魂)
人(唯物世界)
三筋の道を象徴
する事から
摘み取る事を
禁止されて
受け継がれて来た
それがチョウワソウ
エノク
「ずっと大切に
扱われて来たんだわ」
曽祖父が見せたがる訳だ
涙で滲む
この事はスクと
共有し
伝え話し合った
此処まで来て
睡魔が襲う
時間は夜11:30
もうこんな
時間になっていた
でっかいあくび
今日はここまで
です