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偏差値40から目指す!国公立 薬学部合格その1 ~敵を知る~

はじめに


皆さんこんにちは!
これから、僕の大学受験について数回に分けて書きたいと思います。
このお話が少しでも薬学部を志す学生の目に留ればなと思っています。

まず、僕は恥ずかしながら浪人を1年経験しています。
これは高校時代授業について行けず、何から手を付けて良いか分からない状態が入試まで続いたことが主な原因です…

周りの浪人生で合格基準ギリギリで落ちた受験生が、1年で少しレベルの高い大学に合格する話はよく耳にしました。
しかし、偏差値40代の大学に落ちた学生が偏差値60代の大学に合格する話はなかなか珍しいと思っています。
この珍しい1例が私です。偏差値40代から国公立の薬学部への合格をつかみ取りました!そんな僕の考えや経験をお伝えします。

薬学部について知っていますか?

まず、何事も下調べは重要です。敵を知りましょう。
薬学部について、以下の4項目は受験生なら後悔しないように知っておきましょう。

  1. 6年制と4年制学科

  2. 国公立と私立

  3. 最初から薬学部志望?

  4. 一般入試と推薦入試

1.6年制と4年制学科

皆さんに問題です!
薬学部に入れば薬剤師免許を取得できると思いますか?

正解は…「いいえ」です。

しかし、受験生の親御さんの世代はこの認識が残っているかもしれません。
薬学部を有する大学には6年制だけの大学や4年制だけの大学、両方設けている大学が存在します。
歴史を遡ると、今の40代前後の方より上の方は4年制のみで、薬剤師国家試験の受験資格を得ることができました。
ある年から時代のニーズ、専門教育の必要性から6年制のカリキュラムを修め、卒業した者にしか国家試験受験資格を得られなくなりました。しかし、特例として4年制を卒業した者でも、修士課程の2年間に加え、2年間の科目等履修生の課程を修めることで、8年と遠回りしながらも薬剤師免許を取得することができました。
残念なことに、この制度は2018年に入学した私の代以降、廃止になってしまいました、、
そのため、慎重に大学と学部を選ぶ必要があります。

それでは、本題に戻りますが、6年制と4年制何が違うのかという点です。

6年制
・薬剤師国家試験の受験資格が与えられる
・臨床の視点で薬学部を得られる
4年制
・薬剤師国家試験の受験資格が与えられない
・研究者の視点を得られる。

ざっくりとですが、この認識で良いと思います。
6年制ですと、大学生活の後半に半年間の実務実習と国家試験対策という大きなイベントがあり、4年制の大学を卒業し、修士課程で研究をする人財に比べると研究力が劣ってしまう欠点があります。そのため、4年制の薬学部を卒業し、修士課程に進んだ場合、少しだけ研究者としての道が広くなります。
とはいっても、大学によっては6年制でも研究に手を抜かないところもあります。そんな訳ですから、私は薬剤師免許が取得できる6年制の学部をおすすめしたいと思います。

もし、途中で研究に目覚めた場合は博士課程に進むのもありだと個人的には考えています。実際に基礎研究とは異なりますが、薬剤師になってからも臨床で研究を続ける方も多くいらっしゃいます。
余談ですがかくいう私も、将来的には博士号を取得したいと考えています。

ここで、2つめの問題です!
6年制と4年制は自分で選べますか?

正解は…「部分的に、はい」です。
アキネーターが迷いそうな質問ですが、選べる場合と選べない場合があります。だからこそ、大学について詳しく調べておく必要があります。

中途半端で申し訳ないですが、今日はここまでにします。
次回、「国公立大学と私立大学」に関して書きたいと思います。
稚拙な文をお読み頂き有り難うございます。
文章力は次第に向上させていきますので、ご容赦下さいませ。



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