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初の採卵〜静脈麻酔〜

いよいよ迎えた今日は採卵当日でした。案の定深夜不安に襲われ、何度か起きては寝て。悲しくなったり不安になったり、涙が出てくる事もありました。ストレスなのか、胃の痛みもあり、さらに気持ちが沈んでいました。

しかしふと思ったのでした。
出産よりは痛くない。
そして、終わった後の痛みもそれよりはマシだろうと。

そう気づいて、何度も忘れ物がないか、スケジュール表に記載した持ち物を何度も見直す。
最悪精液さえ持っていけばあとはどうにかなる。(これ最重要事項…!)

夫に仕事を休んでもらい、朝道が混んでたのもあり、まぁまぁギリギリに病院到着🚙

さっそく準備室兼リカバリー室へと案内され手術着に着替え、トイレを済ませ、帽子に髪の毛を入れ込んだ。

私はどうやら2番目に到着した。
1番目の人が手術室へ入り、事前にYouTubeで採卵動画を見ていたあの、ピコーンピコーンと音が漏れて聞こえ、少々ビビる。次は私か…

点滴の準備しますねー。
と穏やかな雰囲気の看護師さんが腕に針を刺し、チクっと痛む。腕に針刺すのってやっぱり痛いな。

それから1番目の人がはい、お疲れ様でしたー!!と院長先生の声ともに終わったようで、いよいよ私か。頑張ろう。と手術室へ出向く。

名前の確認。
〇〇〇〇です。
と言い、医師が3人くらい、看護師さんが2人くらい、そして培養師さんが笑顔で
担当します培養師の〇〇です。
と言った。
笑顔で返すテンションではなかったので、
はい、お願いします…の返し。(この方に託すことになるのか。。)

そして台に乗り足を固定され、案外お股は開かずにこんなもんか。良かった。と思った。
消毒しまーす。と消毒されるとこまでも、全然痛みはナシ。
静脈麻酔を医師に
投入しまーす。
と言われ、深呼吸ねー。と言われ、
このまま夢の世界に入るか…と思いきや、
あれ?
全然眠れないやん。しかも声もめっちゃ聞こえるし。この状態で進めていくのか…

こちらの麻酔は結構弱めに設定されているらしく、でも痛みは少ししか感じずに採卵は進行した。
しかし多少量はあった為か、何度かチクチク痛み、起きてるもんだから
あ、痛い。
なんて言ってみたが、こんなもんなら全然我慢出来るわ。と感じていた。
あともう少しだよー。
と言われ、あ〜もう終わるのか。でも痛いなぁ。と思っていたら終了。
事前に自分で準備した紙のショーツを履かされ、ベッドに移動され、至れり尽くせり。
さすがに今日は甘えていいんだ。幸せだなとさえ思った。

子育てをしていると、やることばかりで何か他人にやって貰えるだけで嬉しい。こんな感情になっていた。
ゆっくり休んでくださいね〜。
とふかふかのベッドで約2時間休むよう言われた。
あー良かった。無事に終わった。麻酔の副作用の吐き気とかも無くて良かったなぁ。
他の人の寝息が聞こえる中、私は軽く瞑想のようなふわふわした状態にはなっていたが、眠れなかった。
少し経つと、
お手洗い行っておきましょうか。点滴が入ってるので。
と言われたが、大して尿意は感じない。でもトイレに行っとけ…ってことか。と思い、トイレへ。紙のショーツにどれくらい出血してるんだろうと
恐る恐る見ると少しだけだった。
生理の時のドロっとした出血ではなく、普通に傷口から出るサラッとしたいかにも、傷つきました的な出血だった。  
弱めの麻酔の効果で多少はふわふわした状態だったが、歩けるので
あ、これは大丈夫だ。と思った。

様々な身体のタイプがあるので、他の方がこんな感じでは無いとは思うので、あくまでもご参考程度に…

つづく↩️

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