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風景を考えるプログラム|DAY03
徳島県神山町のWEEK神山にて行っている「風景を考えるプログラム」の3日目。
本日は、慶應義塾大学SFCの教授 石川初先生をゲストに迎え、風景の捉え方の視座を拡げてくれるワークショップを2種類実施しました!
まず朝食後、石川先生が神山の風景の構造を説明する絵を描き始めました。
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私たちが見ている風景は、中央構造線という億年単位の地球の活動のあらわれと、人々の毎日の営みが重なっていて、それぞれが連関して風景を形づくっているというお話を聞きました。自分の手元から川や山までスケールを横断して考えることができ、とても面白かったです。
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10時。参加者の皆さんが集まり、ワークショップスタートです。
1つ目のワークは、「切り取る風景写真」。2種類の方法で風景を切り取ってます。
まずは厚紙を用いた「絵葉書のような神山風景」「現実の神山風景」をスマホで撮影してみます。
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「絵葉書さ」を意識した時に自分が何をフレームアウトしたかを観察します。
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次は服の部分を切り抜いて「風景服」をつくります。
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WEEK周辺を歩き、自分の服の形に切り抜いた紙を神山の風景に当てはめて、服の柄をつくる。四角い窓とどう違うものになったか、
この写真は、蝋梅の写真ですが、切り取った写真は蝋梅にフォーカスが当たってますが、本来の風景としては周りに建物や車があります。
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みんなが作った服の柄。サインの一文字が洋服のロゴみたいになれば、メタセコイアの幹も洋服の柄に見えてきます。なんだか背骨のように見えてとても面白いですね。
2種類の風景の切り取りをすると見る風景が異なることが分かります。
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2つ目のワークは、「額に入れた風景の断片」をつくる、です。WEEK周辺の複数の場所から風景の要素を拾って集めます。
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WEEK神山周辺に直線で600mを引き等間隔のポイントで落ちているものを採取します。
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まずは石川先生とWEEK神山からまめのくぼまで歩きました。
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石川先生に神山の風景の特徴を聞きながら歩きました。
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まめのくぼまで歩いた後は、3班に分かれてWEEKの立地する地野付近から鮎喰川の河原、まめのくぼ、谷、まで横断して歩き、それぞれの土地で土や石や木の葉やそのほか何らかの物体を拾います。
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DAY1に作った木枠に拾ってきたものを場所別に貼り付けました。
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こちらが完成した「土地の断面」。上左から左右谷川・コンプレックスの裏・WEEK周辺・鮎喰川の河原、空き地に落ちていたものです。場所ごとに落ちているものが異なるのが分かります。植栽や舗装、落ちているものの大きさなど。
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みんなでレビュー会。みんなの話を聞いてみると、その場所らしい風景の断片が現れていることがよく分かりました。
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石川先生にワークショップをしていただき、昨日までとまた違った視点で風景を捉えることができました。時間の奥行き、地形の特徴、考え方が揺さぶられました。
とても楽しいワークショップでした。石川先生ありがとうございました!