見出し画像

風景を考えるプログラム|DAY01

徳島県神山町のWEEK神山にて全5日間の「風景を考えるプログラム」が始りました。
自分たちの記録と新鮮さを保つため、レポートを綴ります!
簡潔に写真とキャプションで振り返ります。

プログラムの前夜、たまたま翌日のイベントのために来られていたサゴタニ牧農の久保さんがいらっしゃり、取り組みとその牧場の牛乳を飲ませてもらいました。風味も旨味も素晴らしくとてもおいしかったです。

当日のイベントもとても良い内容ですごくよかったです。動物のいる風景が印象に残っています。牛乳やそのパッケージを通してその土地の風景が感じ、とても刺激を受けました。
(もっと感じたことがありますが、別の機会で)

宿のオーナーの南さん。御年77歳!

先のイベントが午前中、そして午後から『風景を考えるプログラム』ゆるやかにはじまりました。最初は宿のオーナーの南さんに参加してもらい、昔の宿周辺の風景の話をしてもらいました。

模型を囲みながらWEEK神山の昔の姿の話をしてもらいました。

フジワラボでインターンをしているかこちゃん(SFCの石川初研在籍)が、事務所のみなさんで作ってきてくれた広域模型を持って来てくれました。
みんな大興奮!話がはずみます。

A1サイズの色んなスケールの航空写真を用意し、様々なスケールで敷地を考えます。

まめのくぼをドローンで撮影した写真。

吉野川の河口付近。神山町に流れている鮎喰川は吉野川水系。

神山町のお隣の佐那河内村。

神山町全体。

これは寄井周辺です。神山町の中では大きな田畑があるエリアでもあります。

WEEK神山の前に流れている鮎喰川。ここは昔、南さんがソフトボールをしていたそう!今は大きな石がごろごろとしていて遊びにくいですが、当時は小石かつ川辺が今より広かったそう。ホームラン(川の中)は中々でなかったとのこと。また遊びやすくできたらいいなあ。

100年後、そして“自分から社会”までのスケール別に

描くアクションマップ。最終日にこれが完成します。


WEEK神山を含めた模型。フジワラボのみなさんありがとうございます!

この模型に南さんから聞いた話、模型に旗を挿しながら土地の特徴や取り組んでみたいことを書き込んでいきます。

南さんの話を聞いていると昔の風景が目に浮かぶかのようで、記憶力に圧倒された初日でした。

南さんから聞いた話を航空写真に書き込んでいきます。今とは全く異なる土地の使い方をしていたことがよく分かりました。

江戸時代の古地図です。残念ながらWEEK神山は写っておらず。でも、川むかいにあるまめのくぼが非常に入り組んだ水田だったことがわかりました。

南さんから話を聞いた後は外に出て案内をしてもらいました。

花木(黄金ヒバ)が植えられていたエリアに潜入です。

思った以上に森になっていました。

南さんが話したことをその場所で地図に書き込んでいきます。

梅田さんが持っているのは360°のGoPro。色んな場面で使えるように。

06

昔、橋が架かっていた跡です。

小さな石が沢山積まれた石積み。せっせと積んだんだろうなと尊敬です。

南さんが地野の水路の取水口まで連れて行ってくれました。

帰ってきて昔のWEEK神山周辺が映った写真を見ました。

みんなで風景について考えていることを言葉にしました。

サゴタニ牧農の久保さんの話にインスパイアされ話をそれを模造紙に書き出してみたり。

稲田さんが教えてくれた"Narrative"という言葉。一言で表すなら、個人個人が抱く物語という意味だそう。

みんなから出てきた風景にまつわる考えを、梅田さんが見やすく書いてくれました。

話し出すこと1時間半!

話し終わったら、今日考えた風景を絵に描くなど、リアクションペーパー的なものを書きました。これは毎日書き日々の考えを綴っていきます。

以上、初日のレポートでした。まずはみんなで土地の歴史を知り、風景について考えるたっぷりと風景について考える時間になりました。


いいなと思ったら応援しよう!