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風景を考えるプログラム|DAY04
徳島県神山町のWEEK神山にて行っている「風景を考えるプログラム」の4日目。
朝食後まずは今回開拓しようとしている敷地を皆で歩きました。DAY1と同じ道でしたが朝からの雪で風景がまた異なる様相をしています。
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敷地は二つの川の合流地点に向かって岬状になっています。鬱蒼としたオウゴンヒヨクヒバを抜けると茅場が拡がっています。
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さらに奥まで抜けると岩盤が隆起しています。岩盤は川底や対岸にも続いており、他で見ないスケールの大きい風景に心が躍ります。これを見て慶應義塾大学の石川先生は「これが(中央構造線という億年単位の地球の活動が表れた)1億年のランドスケープだ!」と声を大きくしました。
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その後、上分の名(みょう)という集落に訪れました。2018年に慶應義塾大学SFCの石川初研究室が調査でまとめた『道の神山図鑑』を見て、この集落の特徴を説明しています。
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この集落には、車道が敷設される以前の、「伝統的な集落の中心を行き来する、細い歩き道」が残されています。
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傾斜地を登っていくと、名にお住まいの住友さんが、道を除雪して待ってくれてました。
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その後、住友さんのお住まいの土間にあがらせていただき、様々な話をお聞きしました。
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住友さんが、昔の名の写真を見せて下さりました。下の写真では、名の昔の風景が映っています。畑や杉がまだ植えられていない山の様子を知ることができました。
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その後、江田という集落に向かいます。江田はすり鉢状の地形に、田畑が段々に広がっており、ここで暮らす人の営みの風景に圧倒されます。
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最後にWEEK神山に戻り、この4日間で気づいたこと・今後行いたいことを話し合い、地図上に書き込んでいきました。
そこで話題に上がったのは、昔の川上の歩経路を復活させたいという話や、お茶の栽培、並木道の整備などなど。すでにある土地の魅力を生かしてどのように風景を作ることができるか話し合います。
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思いついたことをどんどんと書き込み、アイデアを膨らませていきます。
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今回、プログラムをする中で、今の自分たちできること、今後、このような場をつくっていく中で、どんな可能性が拡がっていくのかなど、プロセスの考え方も変化してきました。
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フジワラボの藤原徹平さんも参加してもらい、いろいろとアイデアをもらいました。膨大に膨れ上がっているアイデアはDAY5だけではまとまる気配はありませんが・・・・それぞれが新しい可能性を発見し生き生きしています!どんどんとおもしろい人に関わっていただき、希望のあるプログラムにしていきたいと思います。