カップに広がった世界

今回はAZKiメジャーデビューアルバムよりリリースされた、map in the capについて感想を書いていこうと思う。
全体的な感想で言うと、いつものアルバムとは違い、優しく包み込むような風景が描かれており
「のんびりと、」のような穏やかな雰囲気が醸し出されていた。
そして、所々の歌詞にAZKiがイメージされておりとても良い曲だと感じる。
朝に1杯の紅茶に落としたミルクが広がっていく様を地図と表すやなぎなぎの素晴らしさには脱帽です
AZKiと照らし合わせこれまでの旅路に思いを馳せるかのような歌詞でした
そんな、ゆっくりとした朝に、紅茶を飲みながら楽しい妄想にふける
とてもオシャレな日常だなあと感じます
そして、次の歌詞もとてもオシャレですね
落ちる花びらを物語に照らし合わせる
物語を刻むかのように季節が過ぎていく
簡単に過ぎていく日常の儚さ、それでいて楽しく美しい日常の尊さ
AZKiの物語を1つの日常に溶け込ませる優しい音楽
1ページ1ページが大切な思い出
彼女が刻んだ音楽、それが1ページになって彼女の本が生まれる
1ページをめくるごとに変化し続ける季節、カップの中に広がるミルク
時間が経てば経つほどその波紋は大きくなるスケールは大きくなる
彼女の物語は宇宙そのものなのかもしれませんね
そして、この歌詞
「君と迎えに行こうか」
ダメですね、やはり、彼女はずるい
開拓者を本気で好きなのだと伝えてくるあたり、もう、ずるいんですよ
without Uを彷彿とさせる愛のある歌詞ですよ全く
「どんな毎日もずっと先の自分の話」
今の自分が未来の君に繋がる
フロンティアローカスでも言っていましたね
この時だって、この場所だって未来のあなたが存在する理由だと、AZKi先生が仰っていましたね、その言葉忘れてませんよ
「だから特別を集めて大きな束にしたいんだ、一緒にね」 
もう、本当にずるいです
優しさの結晶をぶつけてきた
私たちがその特別の1ページに入ってるということが何よりも嬉しい
彼女の未来の存在理由の中に開拓者は含まれているんだって
Existlogも思い出してしまいますよ
やめてくださいよ
これからも死ぬ気で応援しますから
絶対に離れませんよ
そして、最後の歌詞
「星空を見上げれば、どこまでも飛び立つ、無限大の宇宙旅行」
1番にあった
「ミニチュアの宇宙旅行」
この対比が好きでたまらない
最初は妄想だったものが現実に変わる瞬間のような
下を向いていたのに、上を向いて希望を見出すような
そんな明るい歌詞が大好きです
1番のミニチュアの世界旅行というのは有限なんです
あくまでそれはAZKiの想像の範囲内に収まるものだから
けれど、最後の宇宙旅行というのは文字通り無限なんですよ
宇宙というのを、未開拓の地と表し
そんな宇宙の中で羽ばたいているAZKiを示唆してるのでは無いかなと感じます。
本当にいい歌詞だった
日常の大切さというのを叩き込まれましたね
本当に頭が上がらないねAZKi先生には
以上です












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