#高校eスポーツ支援プログラムって何?
はじめに
日本でのゲームのプラットフォームは、圧倒的にPS4(PS5) or任天堂Switchだそうです。世界ですとPCが大多数を締めているそうです。日本の企業の素晴らしいところですね。
ゲームソフトの売り方も全く異なります。日本では、ゲームタイトルの価格が決まっておりそちらを販売します。PCゲームでは、無料ソフトが多いです。(eスポーツ実施タイトルは特に多いです。)
高校eスポーツ支援プログラム
そこで、必要なのが高性能ゲーミングPCです。
本校ではガレリアというメーカーのPCを3台、高校eスポーツ支援プログラムで1年間無償で提供して頂いています。このプログラムについて今回は書こうと思います。
各都道府県のeスポーツを担当している団体から申し込みができます。(期間限定でしたが、要望が多かったので再開したようです。)
追記*残念ながら2023年10月末を持ってサービスが終了します。
島根県では島根県eスポーツ連合が担当しています。(*追記現在は募集していません)
申し込みには、学校・学校長承認や顧問など条件があります。詳しくは各都道府県の団体で確認してください。
レンタルは一年間
レンタルできるもの
1、デスクトップPC:GALLERIA RM5C-G50
本校がレンタルしたスペックは、
GALLERIA RM5C-G50
OS Windows10pro64ビット
CPU インテルCorei5-11400
グラフィック NVIDIA GeForce GTX1650 4GB
ストレージ 512GB NVMe SSD
です。(応募の時期によって若干変わるようです)
付属品
2、GALLERIA専用ゲーミングキーボード、GALLERIA専用レーザーマウス、電源コード、マウスパッド
入門用(導入)〜中級者くらのスペックと聞きました。
プロゲーマーやこだわる方はもっと上のスペックになると思います。
3、液晶モニター:I-ODATE LCD-GC242HXB
1DisplayPortケーブル
2HDMIケーブル
3電源コード
4、光回線:サードウェーブ光ホームタイプ
NTTに依頼して専用回線が引けるのですが、これが結構厄介でした。
流れ
①支援プログラムを正式に契約→②サードウェーブからNTTに調査依頼→③OK→④配管工事→⑤工事日程調整→⑥回線開通
通常ですと1ヶ月くらいでできるそうですが、本校は半年かかりました。
開通後は、設定がすべてできた状態のルーターもレンタルできました。
ASUSのルーター
Wi-Fiも完備となりました
部室やパソコンを設置する部屋によっては④配管工事が必要となります。(学校負担です。)
その他
準備しなければならないもの
・延長コード
・LANケーブル
・ハブ
はないと厳しいと思います。
準備したほうがいいもの(次回にまわします)
・コントローラー
・ヘッドホン
・ウェブカメラ
以上が支援プログラムの内容となります。
eスポーツ部を創部するにはこの上ないプログラムだと思います。
1年間無償でPCを使えることで、とりあえずはじめるという選択肢ができます。1年後は継続でレンタル、もしくは買取という選択ができます。買取の場合は、一年間使ったということで少し安く購入できるそうです。
こういう企業努力によってeスポーツ部が誕生していること、活躍できていると思いました。サードウェーブ様ありがとうございます。
*追記
株式会社サードウェーブは、高校eスポーツ支援プログラムのサービスを終了することを発表。これまで多くの支援を高校eスポーツにしてくださいましたことに、心よりお礼申し上げます。