第3回ニラサキ通トークイベントレポート テーマは「学校」
※この記事は10分以内で読むことができます。
こんにちは!encle運営の片上です!
今回は8月26日に開催した”第3回ニラサキ通トーク”についてレポート形式でまとめました。
この記事を読むと、時系列で当日の内容と様子を写真付きで知ることができるので、ぜひ最後までご覧ください!
(※書き始めたら長くなってしまいましたが、ぜひ最後までご覧ください!)
第3回ニラサキ通トーク概要
イベントの目的
簡潔に言うと
「韮崎市の〇〇」を共通テーマに
そういった場を創出すること。
期待される効果としては
※今年度のニラサキ通トークは、「こども・子育てに関わる韮崎市の現状を知り、ミライについて考える」イベントです。
ニラサキ通トークを開催するに至った経緯やencleの目指すものについてはこちらの記事をご覧ください!
それでは、時系列順にイベントの様子をお届けします!
イベント説明
今回も、トークイベント終了後に「フリータイム」を設けているのでアイスブレイクは行わずに会を進行していきました。
【改善点】
▶︎会場のイベントに対する温度感が上がらなかったため、ブレークイン的な工夫が必要。
終了後のアンケート結果からも
「交流の時間はとても有意義だが、知らない人といきなり話すのは少しハードルが高い…。」という意見が複数寄せられた。
▶︎イベント開始時のアイスブレイクの必要性を再認識。以降のイベントでは、アイスブレイクを実施することとした。
▶︎作成した名札を有効活用できなかった。アイスブレイク時に活かせるような工夫をしたい。
韮崎市の学校の現状について
韮崎市教育担当指導主事の髙瀨様より
韮崎市の学校の…
・学校数
・児童数
・教員数
・学校の特色
について、解説していただきました!
データに基づいたリアルな数字を聞くことで、韮崎市の学校の現状を知ることができ「危機感」も感じつつ、韮崎ならではの「良さ」も理解することができました。
手軽に情報取集ができる世の中になった反面、「危機的な情報」ばかりが先行して入手できてしまう情報社会にもなってきました。
しかし、専門家の髙瀨様からデータに基づいて紹介していただいたことで、しっかりと現実を見ることができました。
髙瀨様とは打ち合わせの段階から、教育に熱心な方で素晴らしい人格者だと感じていましたが、当日もその熱量がヒシヒシと伝わってきました…!
このような方が、教育担当指導主事というポジションにつき、韮崎の学校について考えてくれているのは非常に嬉しいことです!
職場体験の振り返り
今回は河原部社が実施している「職場体験」の振り返り交流会も兼ねたイベントとなりました。
↓職場体験事業の一連の流れはこちら
なぜ、韮崎市ではNPO法人河原部社が職場体験を実施しているのか?
私が中学生の頃にも職場体験はありましたが(福岡県)、先生から提示された会社の中からなんとなく選んで、1or2日を過ごす。そんな感じだったように思います。その中でも、教職員の方々は、日頃の業務の合間を縫って企業にアポを取り、交渉して、学生たちにアンケートを取って、企業に事前連絡をして、当日挨拶をし、終了後にお礼をする…。(他にも見えない労力があると思います…。当時の担任に謝りたい。。)
でも、これって先生たちの労力が増えるばかりで、本来必要な授業の質や学業外のサポートが手薄になってしまうのでは?
学生の未来を考え実施されるプロジェクトとしては、非常に良い取り組みだと思います。河原部社ではスパークという言葉を使っていますが、学生たちの内なる何かを引き出す良いきっかけになる取り組みだと思います。ゆえに無くしてはならないものだと考えます。
そこで、河原部社が職場場体験を実施することで、学生にとっても有意義で、先生たちにとっても負担軽減となる取り組みにしよう!
そんな想いからスタートした事業は、実は現代のコミュニティースクール(以下、CS)の先駆けになっていました。
(からの、クロストークテーマ:理想のCSとは?に繋がっていきます!!)
余談:中学2年生の私に言ってやりたいこと。
「なぜ、君は職場体験にラーメン屋を選んだの…?」
【改善点】
▶︎時間が短かったため、職場体験の振り返り要素が十分にできなかった。
▶︎協力企業様にも発言する時間を作り、企業目線からの利点や改善点などを共有する仕組みが必要だった。
ソルティーこと塩畑先生の独壇場!!CSってこういうこと!!
ここからはクロストーク”理想のCSについて”の始まり。
コメンテーターは
NPO法人教員支援ネットワークT-KNIT 代表理事 塩畑 貴志様
韮崎市教育担当指導主事 髙瀨様
NPO法人河原部社 安里
のお三方で実施いたしました。
↓塩畑先生のnoteはこちら(CSについても執筆されています!)
勝手に塩畑先生なんて呼ばさせていただいておりますがw
会場の盛り上げ、トークの軽快さ、そしてCSについての説明のわかりやすさ
すべてパーフェクトでした…!
会場の雰囲気ガラッと変わり、現状を知る学習ムードから、一気にぶっちゃけムード(クロストークの醍醐味)に変えてくれました!
会場の皆さんも引き込まれるようにソルティー劇場に耳を傾け、会場に一体感が生まれていました…!!
おそらく、参加者のほとんどがCSについて理解できたのではないでしょうか?
アンケートにも
「初めて聞いた言葉だったけど理解できた」
「コミュニティスクールの概念が端的に分かった」
などのコメントが多く寄せられました!
CSは市民×企業×行政×学校が1枚岩になり手を取り合っていかなければならないと感じています。
しかしながら、そもそもCSの本質について理解されているのは少数の人たちだけではないでしょうか?
実際、私もこのような立場で仕事をしていなかったら、CSについて理解しないままだったのではないかと思います。
まずは、理解から始める。約40名の参加者の皆さまにはそんな場が提供できたのではないかと思います!
韮崎市も令和6年度からCSが本格化していきます。形骸化されたCSではなく、持続可能性があり韮崎らしさがあるものになってくると嬉しいですね!
韮崎のミライの学校が楽しみです!
Free Time
クロストークの熱気が冷めやらぬ中、イベントはFree Timeに移行!
飲み物とお菓子を準備し、来場者の方が自由でフランクな交流ができるように会場づくりを行いました!
実は、職場体験振り返り用のブースを設け、塩畑先生と髙瀨様のご意見を頂戴しながら実施したかったのですが、タイミングを逃してしまい実施できませんでした…。反省点と受け止め、次回以降のイベントに反映いたします…!
【改善点】
▶︎ブースの設置が計画通りに進行しなかった。
▶︎フランクな雰囲気は作れたが、初めて会う方同志としては交流のハードルが高すぎた。ワークショップを行うか、アイスブレイクの時点で仕掛けをするか、検討が必要。
▶︎名札の存在を周知し忘れた。名札には「私の夏休み」と題して、会話の種となる仕組みを入れていたが、Free Time開始前にアナウンスできなかったため、活用度低調だった。イベントの台本作成時に細かな項目も入れるようにする。
第3回ニラサキ通トークを終えて…
今回は40名を超える方々に参加いただき、本当に感謝の一言です。
そして、ゲストスピーカとしてご講演いただきましたお二方、本当にありがとうございました!
まだまだイベントとしては改善だらけ…。来場者の方が満足していただける会、そして韮崎のミライに繋がるような会にしていくためにも、地域おこし協力隊片上は走り続けます!
第4回ニラサキ通トークのお知らせ
次回のニラサキ通トークテーマは
「韮崎市の公園について」
こどもたちの遊び場?地域交流の場?河川空間のオープン化?
公園というテーマもさまざまな議題がありそうですが、こどもを軸としたイベントが開催できるように準備に励みたいと思います!!
韮崎市には
まちを知り、仲間に出会えるイベントがある。
これくらいわかりやすいイベントになるように
イベント自体のアップデートを引き続き実施していきます!
ニラサキ通トークへの参加に条件はありません。
市民でも市民じゃなくても、韮崎市を盛り上げたい方、少しでも興味が湧いた方は、ぜひ次回以降のニラサキ通トークにご参加ください。
皆様のご参加お待ちしております!!
(LINE友達追加で情報が受け取れます!以下のリンクからどうぞ!)
それでは!