英語講座No17 関係代名詞
このnoteでは、英文法について書いていきます。
〔進め方〕
①毎回、そのレッスンに関する問題を用意していますので、その問題を解いてみてください。
②解答を見ながら、答え合わせをしてください。
③よくわからなかった問題に関しては、そのレッスンに関する例文や解説をよく読み、完全理解を目指していただきたいと思います。
今回は「関係代名詞」に関してです。
問題
【1】次の ( )にあてはまる語を下のア~ウから選び記号で答えなさい。
(1) She has a friend ( ) is a doctor.
(2) I know a girl ( ) father is a baseball player.
(3) This is a book ( ) he bought yesterday.
ア which イ whose ウ who
【2】次の日本文の意味を表す英文になるように、( )に適する語を書きなさい。
(1) これらは50年前に書かれた本です。
These are the books ( )( )( ) fifty years ago.
(2) 彼は屋根の青い家に住んでいます。
He lives in a house ( )( )( ) blue.
(3) あれは私が昨夜会った男性です。
That is the man ( )( ) last night.
【3】次の日本文の意味を表す英文になるように、( )内の語を正しく並べかえなさい。
(1) 私は速く走っている犬を見ました。
I saw ( running / dog / was / a / which ) fast.
(2) これは私が今年読んだ最初の本です。
This is ( I / first / that / the / book / read ) this year.
(3) あなたは彼が好きな女の子を知っていますか。
Do you know ( girl / likes / the / he )?
【4】次の日本文を英語で表しなさい。
(1) 彼女には高校生の息子がいます。
(2) これは私がこれまで見たうちで最も長い川です。
解答
【1】
(1)ウ (2)イ (3)ア
【2】
(1) which were written
(2) whose roof is
(3) I met
【3】
(1) a dog which was running
(2) the first book that I read
(3) the girl he likes
【4】
(1) She has a son who is a high school student.
(2) This is the longest river ( that ) I have ever seen.
例文&解説
【例文】
(1)私には京都に住むおじがいる。
I have an uncle who lives in Kyoto.
(2)これはとても速く走る車です。
This is a car which runs very fast.
(3)彼は屋根の赤い家に住んでいます。
He lives in a house whose roof is red.
(4)あれが私が2日前に会った男性です。
That is the man( whom ) I met two days ago.
(5)これらは彼女が書いた手紙です。
These are the letters( which ) she wrote.
<解説>
・関係代名詞の種類
先行詞が人の場合
主格 who (that )
所有格 whose
目的格 whom(that)
先行詞が人以外(物・動物)の場合
主格 which (that )
所有格 whose
目的格 which(that)
※目的格のwhomの代わりにwhoが使われることがある。
また、目的格のwhich, whom, thatは省略することが多い。
・例文(1)の英文について
I have an uncle. He lives in Kyoto.
という2つの文章が関係代名詞を用いることで1つになった。
手順
〈1〉共通する意味の単語に見つけ、その下に①、②と書く。
今回は、①がan uncle で、②がHeである。
I have an uncle. He lives in Kyoto.
① ②
〈2〉②に注目!②(He)は、主格で人なので、関係代名詞のwho(that)に変える。
〈3〉関係代名詞を①の後ろに持っていき、②を含む文章を後ろにつなげると完成。
I have an uncle who lives in Kyoto.
・例文(2)の英文について
This is a car. It runs very fast.
という2つの文章を関係代名詞を用いることで1つになった。
手順
〈1〉共通する意味の単語に見つけ、その下に①、②と書く。
今回は、①がa car で、②がItである。
This is a car. It runs very fast.
① ②
〈2〉②に注目!②(It)は、主格で人以外なので、関係代名詞のwhich(that)に変える。
〈3〉関係代名詞を①の後ろに持っていき、②を含む文章を後ろにつなげると完成。
This is a car which runs very fast.
・例文(3)の英文について
He lives in a house. Its roof is red.
という2つの文章が関係代名詞を用いることで1つになった。
手順
〈1〉共通する意味の単語に見つけ、その下に①、②と書く。
今回は、①がa house で、②がItsである。
He lives in a house. Its roof is red.
① ②
〈2〉②に注目!②(Its)は、所有格なので、関係代名詞のwhoseに変える。
〈3〉所有格の場合、whose + 名詞を①の後にもっていき、②を含む文章を後ろにつなげると完成。
He lives in a house whose roof is red.
・例文(4)の英文について
That is the man. I met him two days ago.
という2つの文章が関係代名詞を用いることで1つになった。
手順
〈1〉共通する意味の単語に見つけ、その下に①、②と書く。
今回は、①がthe man で、②がhimである。
That is the man. I met him two days ago.
① ②
〈2〉②に注目!②(him)は、目的格で人なので、関係代名詞のwhom(that)に変える。
〈3〉関係代名詞を①の後ろに持っていき、②を含む文章を後ろにつなげると完成。
That is the man ( whom ) I met two days ago.
・例文(5)について
These are the letters. She wrote them.
という2つの文章が関係代名詞を用いることで1つになった。
手順
〈1〉共通する意味の単語に見つけ、その下に①、②と書く。
今回は、①がthe letters で、②がthemである。
These are the letters. She wrote them.
① ②
〈2〉②に注目!②(them)は、目的格で人以外なので、関係代名詞のwhichに変える。
〈3〉関係代名詞を①の後ろに持っていき、②を含む文章を後ろにつなげると完成。
These are the letters ( which ) she wrote.
・先行詞が「人」+「物・動物」の場合は、主格と目的格の関係代名詞に
thatを用いる。
・先行詞に次のような表現が使われる場合に関係代名詞thatを用いることが多い。
the first, the last, the very(まさに), the 最上級
the same, the only , all , every , any , no
今回はここまでです。
ご覧いただき、ありがとうございました。
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