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さんちかで、こうべの木に触れる!

三宮駅から市役所・東遊園地への地下道のadwindowで、こうべの木を活用した木製品が展示されています!
11月29日まで、展示されていますので、ぜひ、この機会に、個性あふれるこうべの木の様々な顔をご覧ください。


どんな内容が展示されているの?

こうべの木をまちに届けるために、活動されている方々が大勢います。
今回は、多種多様な広葉樹のサンプル(神戸市防災課提供)や(公財)神戸公園緑化協会さんの取組(小物類や六甲山もりづくり基金)、プラットフォーム参画者の取組をご紹介しています。スペースの関係で、すべてはご紹介できませんが、各取組からほんの一部をご紹介しています。

(公財)神戸市公園緑化協会さんの取組

それでは、展示品とともに、掲載しているキャプションをここではご紹介します。
木製品については、ぜひ、直接、ご覧いただければと思います。

神戸市唯一の原木製材:株式会社 三栄

兵庫区材木町に所在する株式会社三栄は、神戸市内で唯一残った原木を製材することができる歴史のある会社だ。家具の材料となる木材を取り扱っており、昔ながらの大型製材機を駆使し、樹種によって大きく性質の異なる広葉樹の製材も積極的におこなっている。
伐採された原木を活用できる形に加工をすることで、神戸市内の木材活用と循環に大きく貢献をしている。

展示品:広葉樹製材板 / 製材角材 / 丸太飾り台 / コースター

山と街と人をつなぐ:SHARE WOODS.

神戸の木を地産地消の視点から、先駆者としてブランド化する取り組みを進めてきたSHARE WOODS。製材、加工、製造、販売など木材に関わる川上から川下までコーディネートし、職人をはじめとした、多くの人を繋ぐことで山と街を繋いでいる。
兵庫区に所在する工房「MAR_U」は木工家が作業場として使いながらも、山と木に興味のある人々が集まるコミュニティの場としても利用されている。

展示品:丸太スツール / 椅子 / 折畳みテーブル

木材活用の新たな可能性:神戸芸術工科大学

学園都市にキャンパスを構える神戸芸術工科大学は、他分野にわたるアートとデザインを学ぶことができる大学である。その中でも、木工を専門的に学ぶ学生が、地域の木材を活用したプロダクトの提案をした。様々な課題や社会問題と向き合いながらデザインで新たな木の価値を創造することにチャレンジしている。

展示品:
東 姫実花 積み木の(神戸市産材)
鎌田 颯立 一輪挿し / トレイ / お皿(六甲山スギ)
川島 凛  ベンチ(六甲山スギ)

六甲山上のシェア工房:六甲山クリエイティブラボ

2023年に神戸芸術工科大学の教員と卒業生が設立した地域密着型のデザインラボ。若者の視点に立った新たな製品開発や、森と木について学ぶ木育ワークショップを開催し、山と街をつなぐ活動をおこなっている。
2025年1月からは、若手クリエーターの活動支援や、地域資源を活かしたモノづくりの拠点として、六甲山上にシェア工房をオープンさせる。

展示品:スツール / 踏み台 / 積み木 / 名刺ケース /おちょこ / 広葉樹見本板

左:六甲山クリエイティブラボ 右:こども本の森 神戸

自由に本とふれあえる文化施設:こども本の森 神戸

2022年に開館した 「こども本の森神戸」は、建築家・安藤忠雄氏からの寄附で誕生した。東遊園地の南に位置する施設は公園の自然と調和し、自由な空間と体験でこどもたちの創造力を育む。絵本,図鑑,文学,画集,外国語の本など好奇心を刺激する多くの本を読むことができる。
館内には神戸の木材を活用した家具、サインが多く設置されており実際に触れながら神戸の木々を感じることができる。

展示品:スツール / 踏み台

おまけ:展示準備の様子

展示は、こうべ森と木のプラットフォーム事務局、神戸市防災課で設置いたしました。


三宮駅から市役所・東遊園地への地下道をずっと進んでいくと、左手にあります!

個性あるこうべの木たちに触れて、ぜひ、使ってみたい!という声をお待ちしております。
お声は、こうべ森と木のプラットフォーム事務局まで。


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