六甲森のオフィス「MOWA」の見学と意見交換を行いました!
令和6年9月12日に、こうべ森と木のプラットフォームの参画者である(株)紅中さんが昨年オープンした、六甲森のオフィス「MOWA」の見学と意見交換を行いました!
六甲森のオフィス「MOWA」ってどんなところ?
(株)紅中さんが昨年9月にオープンしたばかりの六甲森のオフィス「MOWA」。
コワーキングスペースとしてや、企業研修、セミナー・イベント、アウトブレイクMTG等での利用が可能で、森への思いに共感された方向けて、施設の貸し出しもされています。
MOWAという名前には「森でワクワク」という意味が込められているそうで、その名前の通り、施設のすぐ側には森があり、木を見たり触れたりしながらの仕事や研修が可能です。
さっそく、施設内を(株)紅中の高田さんに案内していただきました。
建物内に見えるもの全て自社取り扱い商品!?
建物内に入ると内装の所々に木が使われた、とても綺麗でおしゃれな空間が。森に面した壁面には大きな窓があり、室内にいながら森を感じることができます。
思わず内装に見入っていると、高田さんに「建物内で見えているものは全て自社取り扱い商品です」と教えてもらい衝撃!思わず、屋根や床、窓の木製サッシに使われている木などを指さして、あれも?これも?と聞いてしまいました。
自社取り扱い商品だからこそ、実際の壁や床を見ながら、木の産地や木の種類、加工についてのお話を聞くことができ、とても良かったです。使われている木のことを知ると、より特別な空間に感じらますね。
ちなみに壁の漆喰は社員のみなさんで塗ったそうですが、塗るのが上手すぎてDIYだと気付かれないそうです。さすが(株)紅中の社員さん!
オフィスのそばにある森の空間
建物の外も案内していただきました。建物の裏手は木々に囲まれた森の空間になっています。
そこにあるのがこのウッドデッキ「HINOKI」。Wi-Fiもあり、お仕事もできる、木々に囲まれた涼しくて気持ちの良い空間でした。ウッドデッキにはHINOKIやMATSU、SOYOGOといった六甲山の木の名前が付けられており、木の名前にちなんだ意味が込められているそうです。
階段を降りていくと、木々に囲まれた道がありました。こちらは現在六甲ミーツアートの会場にもなっているそうです。道は敷かれたウッドチップのおかげで地面がふかふか。歩くのがとても心地よいです。
少し先まで歩くと、なんと木の上に階段が。人が通りやすいように階段を付けたそうです。倒れた木が歩くのに邪魔だからとどかすのではなく、階段をつくろうという考え方が素敵だなと思いました。
森への関わりを増やすための意見交換
その後は、(株)紅中の代表取締役社長である中村さんも来てくださり、集まったメンバーで意見交換を行いました。
六甲山をどのようにみんなの場にしていくか、どんなことができるかなど、ざっくばらんに意見を交わしました。
まとめ
今回は、(株)紅中さんのMOWAの見学と森づくりについての意見交換を行いました。
森のことを考えるためには、森を育み、使い、持続していくためのコミュニティづくりについても考える必要があります。六甲森のオフィス「MOWA」には、森に関わりたいと思った人が気軽に入れるような入口としてや、多様な肩書きや年齢の人が一緒に森について考えられる共創の場としての可能性を強く感じました。
今後も情報交換をしながら、参画者の皆様と共に森林を育み、活用し、次世代へ繋いでいくための具体策へと繋げていきたいと思います。
見学日時:2024年9月12日(木)13時〜16時
場 所:MOWA URL:https://venichu.co.jp/mowa/access/