N° 28 ハーブ②[YouTube本編内容]
ハーブ ③-②
理論的知識
・ハーブ〜有用植物〜
・ハーブの3種の利用法 〜生〜
・ハーブの3種の利用法 〜ドライ〜
・ハーブの3種の利用法 〜精油〜
・薬草として
・結論とポイント
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知識
☆ハーブ〜有用植物〜
:次のように利用できる有用植物がハーブと呼ばれた
・内服薬・外用薬として利用できるもの
・防臭、防腐、防虫などに役立つ植物。
・芳香があり、その香りに鎮静作用や興奮作用があるもの
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☆ハーブの3種の利用法 〜生〜
:収穫したハーブを乾燥させず、にそのまま味わう。
種類にもよるが、フレッシュハーブの方が
香りを強く楽しめるものもあります。
見た目の美しさや季節感も味わえるのが特徴。
①:利用法
ハーブティーやサラダに使われるのはもちろん。
ハーブの風味と薬効を保つ為に
ヴィネガーやオイルにつけて
調味料として利用することも。
②:選び方
葉の緑が濃く、シャキッとハリのあるものを選ぶ。
自分で収穫する際は、使う直前に収穫する。
その他収穫する際は、
晴れた日の午前中に柔らかいものを摘み取る。
花類は、開花直後が最も香りが高いと言われている。
③:保存方法
基本的には野菜と同じ様に。
切り口は、湿ったペーパータオルで包み
密閉容器に入れて、湿度を保ち冷蔵庫の野菜室に保存。
バジルなどは、寒さに弱いので
夏以外は水に差して室温に。
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☆ ハーブの3種の利用法 〜ドライ〜
:収穫後、すぐに風を当てて乾燥させたもの。
原型のまま乾燥させたホールタイプと
粉砕したパウダータイプがある。
:季節に関係なく流通させる為、
様々な種類を手軽に使える。
:フレッシュに比べ、水分量が少ないため
薬効成分と多く摂取することができる。
①:利用法
ハーブティーや香辛料として料理のアクセントに
使うことがポピュラーですが、
薬剤として内服したり、
パック剤として外用することもできる
②:選び方
・ドライハーブには「食用」と「雑貨」の扱いがある
雑貨用のポプラやドライは
着色・着香されていることもある為、食用を選ぶ。
・国際命名規約によって、ラテン語で統一された学名なら
世界共通なので欲しいハーブがある場合は、
必ず学名をチェックする。
・そのほかにも、原産国・部位・製造年月日などによっても
香りや効能に影響するので、
用途によって新鮮なものをセレクトする。
③:保存方法
・ドライハーブの一番の大敵は、「湿気」。
乾燥剤を入れた密閉容器に保管し、冷暗所に。
夏場は冷蔵庫の野菜室に入れても良い。
それでも、長期の保存は品質の劣化を招くので
少量ずつ買い足す。
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☆ ハーブの3種の利用法 〜精油〜
:精油は、オイルの様なイメージがあるが油脂ではない。
:植物の花、葉、種子、果皮、樹脂、根などの部位で
植物自身が作り出す天然の芳香成分を
壊さないように抽出したもの。
①:利用法
・アロマテラピー(芳香療法)として利用される。
希釈してマッサージオイルなどに使われる。
鼻腔や肌から有効成分を吸収することができる為
即座に脳や心身に作用する。
・蒸気にすることも香りが拡散する為入浴時に使用もあり。
・殺菌、消臭効果のある精油もあり
虫除けスプレーやルームフレグランスとしても使用できる。
②:選び方
・精油を購入する際は、100% 天然のものを選ぶのが基本。
合成香料やアルコールなどで希釈しているものは、避ける。
③:保存方法
・精油は紫外線によって劣化するので、
茶褐色などの遮光瓶に入れた状態で立てて保存する。
・風通しの良い冷暗所に置き、未開封なら5年
開封したら一年を目安に。
柑橘系の精油は香りが飛びやすいので
早めに使い切る。
④:取扱の注意点
・精油の有効成分の中には、
非常に作用が強いものもある為
推奨量を守ることが重要。
・肌に直接触れるとアレルギー反応を起こすこともある為
必ず、植物油などで希釈してから使用前に
パッチテストを行うと良い。
⑤:特徴
・植物から抽出した香りのパワーは
心身の調子を整え美容にも役立つことが知られている。
アロマ成分が嗅細胞を刺激すると、
喜怒哀楽をコントロールする大脳辺緑系に作用し
リラックスさせ免疫機能を高める効果が期待できる。
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☆薬草として
・ハーブには、薬効が強く、
副作用のあるものや有毒なものもある。
・欧州では伝統生薬の一部が
「伝統生薬製剤の欧州指令」によって
医薬品のしても流通している。
・日本でも2007年の承認申請の簡略化によって
2011年には足のむくみに効果のある、
赤ブドウ葉乾燥エキス混合物が医薬品として承認された。
・日本においてのハーブは、「医薬品医療機器等法」で、
医薬品に分類されないものは、
食品に区別されて市販されている。
しかし、その中には、セント・ジョーンズ・ワートの様に
うつ病などの病気に薬として処方されるハーブもある。
・他にも、ハーブから抽出された"イチョウ葉エキス"や"エゾウコギ"など
薬物との相互作用に注意をするものもある。
・妊娠中の乳幼児の摂食に対して、
安全性の確認されていないものもある。
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☆結論とポイント
・ハーブとは、有用植物。有用植物とは?
・生、ドライ、精油
ハーブの3種の特徴。
・薬草としての注意点にも気を付けて!
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↑さらに詳しく映像で
気になる方は、YouTubeにて!
[再生リスト]
:本編 Long Ver. 「ハーブ③-②」
:セルフ切り抜き short ver.
理論的知識 セルフ切り抜き より。