先延ばしの悪魔
私はやるべきことを先延ばしにしてしまう性格だ。
今まで、テスト勉強、課題、掃除、洗濯、シャンプーの詰め替えなど上げだしたらキリがない。
そんな私は現在、卒論を先延ばしにしている。
9月になったら書き始めようと思っていたが、もう9月も下旬に差し掛かる。
一応、次の月曜日から書き始めようと思いながら1週間過ごしたが、果たしてどうなるのか、私自身楽しみだ。
先延ばしにしているときは、未来の自分に「がんばれ」とエールを送っている。過去の自分のせいで未来の自分が苦しむという滑稽なやり取りを、客観的に眺めて面白がることもある。
先延ばしの悪魔がとりついている私だが、絶対に完遂させる悪魔もとりついている。どれだけ追い込まれていても、そこそこのクオリティーのものを完成させることができる。最終的に終わっているから、先延ばしの悪魔とも上手く共存していたが、卒論となるとそうもいかない。
情報を調べ上げ、とてつもなく長い文章を書いて、完璧なものを提出しないといけないため、絶対にとんでもなく時間がかかる。
そのため、今回だけは先延ばしの悪魔に構っている暇はないはずなのに、ずっと一緒に過ごしたため、居心地がよく、なかなか離れられない。離れたところで、未練たらたらで復縁してしまう可能性もある。
とりあえず、9月末までは一緒にいてみようかな。
尾張
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