キングダムメモリー 001
全てはここから始まった。
怒り・悲しみ・夢・志・敵・友。主人公の世界が始まった。それも自らの五感フル動員しての駆け足で!
第一話を週刊ヤングジャンプで読んだ場所は、高校の帰り際の最寄り駅にあったコンビニエンスストアだった。 コンビニはどの名前だか思い出せない、ただローソン、セブンでは無いのは確かですね。
(*^▽^*)立ち読みだったけれど(笑)。
下僕の身分で有りながら度し難い夢を同じボロ小屋に住んでいる漂から教わった信。
漂と出会ってから信の人生の針は動いた。暇さえあれば撃剣の稽古、木剣で激しく打ち合い腕を磨く。
目指すは天下の大将軍として歴史に名を残すこと!
O(∩_∩)Oテレビアニメ第一期では漂と信の二人で仕事の合間で見た戦場で
志を確認していた。
かつてナポレオン・ボナパルトは母親に栄光に生きよと教育された。信と漂の夢も正に栄華栄達以上の栄光に生きることを目指していた。
だが現実は甘くは無い。英雄には先ず天から試練が与えられると斉の孟子も言った。
英雄でさえ試練があるのであれば平民には苦労が離れられないのは道理、ましてや信は下僕でした。
雇い主の里典は仕事ができない信をよく叩いた。叩かれて耐えるも我慢できずに自分達の小屋で怒りをぶちまける。 漂はそれをたしなめる。
信が溜まらずに盗賊にでもなって、いの一番にここを襲ってやるとまで言うと、漂はそんなことに使うために鍛えてきたわけじゃ無いだろうと凄みを見せる。
信はたじろいだ。
😏この時に盗賊になっていたらお頭の配下になっていたのかも知れないな。
そして彼らに転機が訪れる。
彼らの撃剣の稽古を馬車で道を通っていた貴族に見つかった。その貴族は秦国に仕える昌文君。
昌文君は漂を王宮にスカウトする。自分の家から王宮仕えの者が出るので里典は喜びを隠しきれない。
😂そういえば向ちゃんのパパさんも滂沱の涙を流して喜んでいた。
漂は剣の腕は自分以上な信も推薦するのだが、昌文君は漂だけと告げる。聞き耳を立てていた信が落胆する。漂も考える時間をと猶予を求めた。 昌文君は待つことにした。
その夜、自分達のボロ小屋で寝ようとしていた二人。こんな裏道で入るために鍛えたんじゃ無いと漂がぼやく。
信が馬鹿野郎と漂を怒鳴ろうとするが、先に漂は起きると、なんてことは言わないぜと言い切った。
o(*^@^*)o今でも思うけれど、信は人生やその時の岐路にあって最善の道と言葉を知る明知の人間だよなぁと感じる。
俺は行くぞと漂は信に言った。当然だと信は漂の門出を祝う。夜中に最後の撃剣の稽古で餞別をする。
その一ヶ月後、信は一人で里典の下僕をしていた。それなりに成長していると店の主から褒められて、山羊の乳代をチップで出した。
(●ˇ∀ˇ●)まさか再登場するなんて読んでいた頃は思わなかったなぁ。。
信が山羊の乳を飲んでいたら王宮の乱の噂が聞こえてきた。王宮の乱の話をしている旅商人の胸ぐらを信は掴んで問いただす。
怯える旅商人に尾平兄弟が友達が王宮に仕えたことを教える。 旅商人は昌文君は少数派の王党派だからお前の友達も生きていないだろうという。 怒る信。
漂の命が危ない。友が死ぬ。そんな暗い予感を抱いて信は二人、今では一人のボロ小屋で無理にでも寝ようとしていた。その時、小屋の外で物音が聞こえた。
恐る恐る信が扉を開けたら・・・血塗れになっていた漂がいた。信は里典を呼んで医者を頼むと言う。しかし、痛みが無いからもういいと漂が言う。
漂は納屋で勝手に死んだことに、死体はなすがままにさせてと無関係でと里典に言う。信はこんなことをした奴らを許さない、一緒なのに置いていくなと怒りと悲しみで泣く。
漂は最後に黒卑村の地図を渡す。そこに行けと託したぞと強く言う。二人は一心同体、お前が羽ばたけば俺もそこにいる。
俺を天下に連れて行ってくれと漂は信の腕の中で息を引き取った。号泣する信。
.·´¯`(>▂<)´¯`·. 第一話から唯一の友が死ぬという強烈な導入でした「キングダム」