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人にちゃんと届く言葉を

昨日は、いろんな人の言葉に触れる機会があった。いろんな人の話を聴きに行った。

そこで感じたのは、言葉にすることの大切さ。
言葉にするって、自分の思いと向き合わないといけないから結構エネルギーがいると思う。
それをまた自分1人のものにするんじゃなくて、他人に発信するって考えたら、
「この言葉ならどう伝わるかな」
って考えたり少し恥ずかしさ?が生まれてしまって別の表現に変えたり、また別の手間も生まれてくると思う。

でも、そうやって時間と想いをかけて紡いだ言葉は、ちゃんと届く。
考えさせられて感動して、刺激を受けた。
昨日の話を聴いていて、そう思った。

私は、その場でさらっとそれらしい、良いことを言うのは苦手。だからすぐに自分の思いを言葉にできる人に憧れている。
でもその言葉が、きちんと心に響く言葉かどうかは別だと思う。

うまく話せていなくても、自分の言葉で伝えようとしている人の言葉は、刺さる。届く。
大人になればなるほど、難しい言い回しやそれらしい文章を書くのはうまくなっていくと思うけど、そうじゃなくて。

本当に必要なのは、
シンプルな言葉 と 本音の気持ち
なんじゃないかなぁ、と思った。

さっき「時間と想いをかけて紡いだ言葉は届く」と書いたけれど、時間がかかっていないように見える人もいる。
その場で、ちゃんと届く言葉を言える人。
そういう人は普段から、いろんな出来事や自分の思いを自分の言葉を通して考えながら生活しているんだろうなぁと思う。
だから即興でも、嘘のない言葉が出てくる。

私はまだまだ、人前で話す時は緊張に打ち勝てずに、それらしい言葉(自分の本音とはちょっとまた別の、きれいな言葉)を使ってしまうことがあるし、本音で話そうとするとそんなに一瞬でまとまらない。

でも4月からは、ある意味で言葉を扱う仕事に就く。
自分の言葉で、きちんと伝えられる人になれるように、
普段からの言葉や感情を大切にしていきたい。

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