【朗報】荷物のおろし方を知った!
こんにちは、さまりーぬです。
今日は、度々言われる「一体何人分の荷物を背負って生きているのか」についてお話します。
これは、身近な人たちやメンター(※ビジネス用語で信頼できる相談相手や良き指導者、助言者)に言われてきた言葉。
時には「いい加減にしなさい。自分がボロボロになってまで人を救うのはよしなさい。」と叱られることもあります。
それは優しさではなく、自己犠牲であることは私も分かってはいるんです。
そしてそんな重すぎる愛情を受け取っても嬉しくないだろうことも。
では、何故こういう生き方を選んだのか、話をします。
少し恥ずかしいですが。
私の家庭は愛なき家庭
両親は、お二人ともそれぞれの実家で苦労された方々です。
父は家庭で孤独を覚えるほど、価値観や思考が他の家族と違っていたそうです。(昭和的価値観vs平成的価値観)
母は、病気がちの母を(母の祖母と共に)幼い頃からずっと介護していました。
母の兄と姉は自由なのに、母はずっと我慢して欲しいものも十分に与えられずに。
そんなお二人、趣味以外基本的には超絶リアリスト。
病気がちで発達段階が遅く両親とは違う毛色の長女・長子として生まれてきた私への当たりがとても強く、周りが見かねて両親を注意することが多々あったそうです。
「(母に)貴女はあまりにも強すぎる!」「(父に)娘ちゃんや息子ちゃんに暴力振るわないで!」
だからなのか母に「私は悪者なの?ねぇ!さまりーぬ!聞いてるの!?」とヒステリックに怒られ、そのまま無理やり家を出されることが多かったです。
私はその時は一度も誰にも告げ口とかする訳でもなく、親の苦労ごと受け入れて反抗することもなく、やられても全て許してきてしまったのは、私を理不尽に攻撃するほど「苦労したのだろうし絶望したのだろう…」と少しでも期待に応えられるように一生懸命尽くしましたが、出来ても子ども心として褒めてほしいところで「出来て当然のことを褒めるなんて!誰にも出来ないことを初めてして褒めるものだ!」という価値観のもとでの教育なので、やってもやっても認めてくれません。
一番近くにいた従兄姉家族は全員が「優等生&エリート」。
お勉強だけではなく「音楽」「体育」もパーフェクト。
小学生低学年からずっと、姉たちはピアノコンクールで最も優秀な賞を取ったり、体育もこなせるので兄たちはおモテになるだけではなく何をやらせても器用にこなしていくんです。
進学先も仕事先も優秀で華やかで、人よりも稼げる世界ばかり。
医療関係、グローバル、芸能界、IT系等…。
両親はどちらかというとコンプレックスが酷く出来る範囲で生き延びてきた人だったから「自慢の娘」にしようとありとあらゆる教育を詰め込んできました。
自分で決めた訳でもなく言い訳も一切許されず放棄も許されず、今でいう過剰適応で病気がちだった体は…。
それでも、両親も苦労してきた人たちであり泣かせるようなことはしたくないと死ぬほど嘘をついて生きるように。
褒められる要素がどこかにあれば、安心して笑顔になってくれるかもしれないと思って…。
(ここがもう間違っているんでしょうね、両親の人生を背負うのは…。)
(ちゃんとした)友達が作れていないのに友達がいると嘘をつき、いじめられているのに毎日楽しそうに家を出る演技をし、帰ってきたら玄関の前で心配させないように笑顔を作って「皆のお母さん役(両親&弟)」を完璧にこなそうと奮闘。
家事(料理と掃除、年を重ねたら洗濯も)に情緒的な子育て(弟のご飯や身の回りのお世話、精神的な部分の支柱)、会えた時には母の愚痴相手と相談相手を引き受けました。
私の時間は、宿題と家のことを終わらせた後でアニメとゲームと漫画と映画。それとテレビ番組。
周囲の評価と荷物の増加
小学生の頃から同級生からは「しっかり者の姉御&ママ」、先生たちからは「対人関係や文章力・言語化・日常の動きはまるで大人を見ているようなのに(発達特性のせいなのだけれど)お片付けが苦手だったりと自分のことがあまりにも出来なさ過ぎてよく眠れているか心配」という評価。
「こういう時ってどうすればいいんだろう?」って泣きそうになってる子に「こういう風にすると上手くいくよ!ほらね!」と解決に導いたり、年齢問わず友達が上手く作れなくて一人ぼっちでいる子に「友達になろうよ!」と声をかけたり、男子を叱れずに右往左往している女子に「私は既にいじめられているから気にしないで」と言って男子を注意して余計にいじめられたり。
中学生や高校生の時は「バイト先・将来の仕事の相談」「恋愛相談」「家庭の相談」「人間関係の相談」「霊的な相談(※除霊が出来るから)」。
相談される時に聞く、人間らしいものも込みで浴びるので人間に対する期待もせず、自分の話もせず、心を閉ざして毎日読書。
物静かに過ごし、話しかけられたら明るく笑顔で返し、信頼出来た友人と信頼してる祖母にだけは素の自分を見せる生活。
だからなのか、何か周りが私を理不尽に攻撃しようものなら男女問わず助けてくれるようになったけれど、今でいうファンネルを飛ばすようなことをしてしまって謝罪をしたり…。
(謝るべき相手ではないけれどオーバーキルは絶対にダメ、いじめられて嫌な思いをしたのに私がやるのは筋が通ってないと思ったのと責任を感じた為)
その結果、身近な友人や元恋人たちには「優し過ぎるよ」「真面目過ぎるよ」と言われる始末。
一方、恋愛方面では…
全幅の信頼と信用をした相手には、これ以上ないくらい素を出す私。
ただの「構って犬」と化してしまうので、交際を申し込んでくれた「スキンシップを沢山許してくれる大人の男性」とばかり交際しました。
それでも、これまでの歴史を聞いて負担をかけさせまいと必要以上に我慢してしまって「僕を頼ってくれないなんて…」と浮気させてしまったり、仕事で疲れてるから逆に愚痴を聞いてあげたかったけれどさせて貰えず寂しくなって私から別れを告げたり。
年下の恋人は皆、私が甘えようとすると「僕が甘えたいのに」って言われてしまうし、逆に恰好つけられてしまって隙もなく甘えてくれずに「対等じゃない…」と心を開けなくなってしまったことも。
私がお世話を焼く愛情表現の方が気持ちが楽なんですよね。
(何故この道を選んだのかの答えがこちら)
愛着の問題であり拗らせてしまっている状態。
その方が傷つかないからっていうのもあるんですよ。
相手の愛情表現を期待して、来なかった時の辛さを感じたくないんですよね(遠い目)。
そして気が付いたら、ギバーになっていたんです…。
ギバーのデメリットは「尽くし過ぎによる燃え尽き症候群」というところですかね…。
女性性の「受容力」を獲得する為には
相手を丸ごと受け入れて肯定する力がテイカー、女性性の強み。
ギバーになってしまった私は、女性性を上手く扱えなくなり相手の優しさも愛情もプレゼントも受け付けなくなってしまったんです。
仕事や推し活で使うのは※男性性。
だからシンプルで楽なのですが、女性からは嫌悪感を示されてしまうんです…。
(※過程を褒めるのが一番なのは理解しているのですが、結局は結果主義な世界であり納得出来るものでなければ認められないので結果を出さなければ意味がないという考えをするようになったんですよね。)
ところが、恋愛になると途端に不安定になってしまうんです。
それは男性性と女性性どっちも出てきて上手く扱えず、相手によっては受け止めきれずに別れる選択をすることに…。
だから、認知行動療法に目をつけました。
心理学観点からだと話が入ってこないので、同じことを言われるならとスピリチュアルな方面に方向転換しました。
こう…ロマンチックな方がスッと入って来るんですよね笑
女性性の「直感力」を鍛えれば「調和」と「共感能力」「受容力」も伸びることを信じて。
でも、その結果、より女性性である不安感が強まり、より不安定になってメンタル崩壊。
だから無理しない方法で鍛えることになり、吐きそうになりながら、つい先日「女性性を強める」ことに成功しました!
男性性を消すのではなく、中性的(バランス型)になる方が私には丁度良いゴールということで。
「全てを受容するのではなく、全てを排除するのでもない人になる為に。
男性性の扱い方とは
ギバー過ぎて結局心身ともにボロボロになるのは、生物学上女性の私には向いていないのに過剰適応&バーンアウト状態(燃え尽き症候群)なんですよね。
人を許す許容範囲が人よりも広く、人を愛する量が普通の人がコップだとしたら私はバケツ並。
普通の人が欲しい愛情の量を知らず、相手が欲しい量を毎回聞く度に「僕/私がやってあげたいんだけどなあ」「もういいよ、頑張らなくていいよ」と言われてしまって、分からずじまい。
「こうしてくれたら嬉しいよ」を鵜呑みにして頑張っていたら、「それ利用されてるから!」と注意された過去も。
だから「私を弄ばない誠実/不器用なタイプ」を選ぶように。
ただ、そういうタイプって女性の品を気にするタイプが多くて、素が出しにくいんですよね。
下ネタ系ギャグ漫画なんて読んでたら「女性らしくね!」って言われる始末。
ブラックジョーク&シュールなジョークにも笑える感性を持っているのだけど、近年は世間様に怒られ&炎上が増加しているので息をひそめています…。
これは、実は男性性の「攻撃」「支配」に当たるものであり、女性とは共感出来ず(苦笑)。
まとめ:荷物をおろすには
元々、人生が黒く濃いものなので自分の荷物って結構重たいんですよね。
だからインナーチャイルドを癒す療法だったり、しっかり自分の過去と向き合って男性性と女性性のバランスを保つことで自分が幸せを享受しやすいようにメンターさんに色々話を聞いて貰って実行して…。
でないと、健全に趣味を楽しむことも出来ないのは寂しいし、対人関係で同じトラブルを起こさないように、まずは他人の荷物を持つ前に自分を幸せな状態にしてあげることを優先的にするのに必死でしたね。
(セルフネグレクトが酷くて)
今まで背負ってしまった人の分を返還&対応すべき人に正しく返し、まっさらな状態にして、心から「負担と責任を持ちたい人」の分だけを背負う余裕を確保出来るように、頑張ってみました。
「手放し(男性性:排除力)」と「入れる余裕(女性性:受容力)」のサイクルが上手に出来るようになって荷物の整理整頓も上手に。
大事なものだけを残して、整理整頓して不要なものは手放し、新たに入れられる余裕を持つ、これだけで頭の中の整理も出来る素晴らしいライフハックを手に入れました!