「離婚しない男」について経験者は語る。
テレ朝系、土曜ナイトドラマ
「離婚しない男〜サレ夫と悪嫁の騙し愛〜」
これ、地上波でやっていいドラマなの?
鈴木おさむさんの最後の脚本になるらしくて
ものすごく気合いが入っている。
「悪い嫁」と書いて「およめ」と読ませる。
「騙し愛」はもちろん「だましあい」
水野美紀さんの怪演には驚きを隠せない。
そして何よりも篠田麻里子さんだ。
地上波ギリギリの濡れ場もさることながら
喜悦の声がリアル過ぎる。
映像より音声の方が規制が緩いんだね。
そして言葉も。それ地上波で口にして
いい言葉なんだとは知らなかった💦
父親の親権獲得率は全体の1割というのが
このドラマの前提条件になっている。
ボクはちょうど20年前の離婚協議で実際、
親権と養育権(監護権)を手にしたから、
その1割に該当する。
ボクの場合、長女、長男二人ともにそう
なので、さらにパーセンテージは低いだろう。
子供たちと離れ離れに暮らすことはボクには
あり得ないことだった。ボクにとって子供たち
は生きがいであり、仕事への原動力だった。
中1と小4の2人には希望を聞くことなく、
パパと一緒に暮らすと決めた。
2人には説明責任を果たしていない。
それはボクの生涯にわたっての命題。
ボクが小説にしなければならない
大きなテーマなのだ。
このドラマは不思議とコミカルな味付けに
なっていて、そこがまた、このドラマの
魅力になっている。
最終回まできっと見続けてしまうな。
恐らく徹平ちゃんには家族がいて
篠田麻里子さんは最後の最後で家庭に
戻ってくるのではないだろうか。
そんな、ある意味ハッピーエンドを予想
しているが、ボクに言わせたら、正直、
それはアンハッピーなことかもしれない。
以上、経験者は語る、でした。