My Favorite Song No.2
チューリップ『青春の影』 1974年6月リリース
結婚披露宴で新郎の友人がこの曲を歌うことがあると聞く。でも、それは違うんじゃないかと。
ボクは逆の意味の曲だと捉えている。
以下の通り理解しており、この曲を聴くとボクは涙が溢れてくる。
ボクと付き合って君は恋を覚えたけれど、
甘いばかりの恋ではなく、悲しくて辛くて
ときに涙したこともあったね。
今まで君と一緒になるという大きな夢ばかり
追いかけてきたボクだけど、激しい風に吹か
れて、涙を堪えて君は新しい恋を見つけた。
君のしあわせだけを願ってボクは身を引く。
今日から君はボクの恋人ではなく、ボクも
君の恋人ではない、ただの男だ。
君のしあわせをこれからも願っている。
それこそがこれからボクが一人で生きていく
礎(いしずえ)になる。
君と付き合っていた頃、よく君を迎えに行った
君のマンションへ続く落ち葉舞い散る、あの
急峻な上り坂の情景が必ず目に浮かんでくる。
君との恋の道程はとても長くて険しい一本道
だった。
決して忘れることができない
ボクにとって人生で
一番の失恋物語の曲なのだ。