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亀戸香取神社勝運商店街
母が読売新聞から切り抜いている絵とお話しのエッセイがあった。
最近はスポーツの神様として売り出している亀戸香取神社。オリンピック選手が本戦前に必勝祈願に訪れることもある。
その参道にある勝運商店街は自治体の補助金を活用して、平成23(2011)年にわざと昭和レトロな街並みにリニューアルした。まだ12年しか経っていない。この場合、もう12年も経ったというべきか。
この街並みを写真に撮ったり、写生に訪れる人もちらほらいらっしゃるので、リニューアルした一定の効果はあったということかもしれない。
リニューアル前も後も特筆すべき特徴の少ない静かな商店街であることに変わりないのだ。
この商店街の中でも絵に描かれた青果店は若い女の子に人気があることで有名だ。
女の子たちは野菜や果物を買うのが目的ではない。お店のおばさまとおしゃべりに訪れるのだ。
店内に貼ってある写真やポスターを見れば、そのおばさまが誰の母上なのかがすぐに分かるだろう。
ファンの女の子たちは彼の実家を訪れているのだ。一昨年、長らく独身を通していた彼も50の声を聞いてようやく年貢を納めた。そのせいなのか以前に比べて女の子の訪問が少なくなったような気がする。
そういえば彼の事務所も新妻がかつて所属した劇団も、今、日本の芸能界に激震を走らせている。