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この世も人もぐるぐる回ってる
先日ずっと気になっていた、ストレングスファインダーのセッションを受けました!
セッションして頂いたのは、JJG間ではお馴染みのしずかみちこさんです!
セッションの話へ行く前にストレングスファインダーとの出会いと、セッションを受けるまでの話をちょろっと。
1、2年前かな?JJG間で話題になっていたストレングスファインダーを当時私も気になって上位資質だけわかるのをやりまして。
その半年後にやっぱり他のも気になる…となり、34資質のもしてみたんだよね。
その時の診断結果がこちら!
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正直見た瞬間わかる〜〜!!私ってそうだよね!!ってなった。
好奇心強い上に情報は武器と思ってるから知識や情報集めるの大好きだし、悲しいニュースに共感してすーぐ悲しくなったりするし、ど素直だから人の言うことすーぐ信じちゃうし、自分を省みる傾向めーっちゃある!
この頃にはもうJJG のnote経由でしずかさんのセッションも知ってました。
強み路線図が自分だったらどうなるのか興味があったのだけど、診断結果のわかりみが深すぎてわりと満足しちゃったので、自分の掘り下げに行き詰まったらお願いしようと思い、一旦保留することに。
そんなこんなで診断結果を寝かすこと、ちょうど一年半。
ハッキリいって行き詰った。なんかずーっと同じところをぐるぐるしてる気がするのである。
自分的にはちょっとずつ前進している気がしていたが、自分のTwitterを見返すと定期的に同じことについて呟いたり、考えを展開しているのが目に見えてよくわかる。
自分で掘り下げる限界がきているのかもしれない…と、そこで思い出したのが、ストレングスファインダーとしずかさんのセッション。
思い出したら早かった。速攻でしずかさんのサイトに行って、セッション受付日を確認し、即申し込んだ。(我がことながらさすがDの女。)
あと、最近僅かながら未来について目を向けることができるようになったので、ここいらでこの先を生きるために自分についてちゃんと知っておきたいな、と。
そうして、迎えたセッション当日。
しずかさんのセッションは120分。そのうち最初の1時間は資質カードを用いながらのお話、残りの1時間で強み路線図の形成と質問タイムになる。
最初はどきどきソワソワしていた私だったが、しずかさんのふんわりとした雰囲気のおかげで緊張がほぐれ、調子に乗りすぎていっぱい喋りすぎてしまった気がする。ちょっと反省。
このお話タイムで、ものすごくびっくりしたことがあって。
『責任感』の資質が上位にくる人って、限界ボーダーを100%に設定している人が多いんだそう。
これだけだとよくわからないと思うので例え話をしよう。
同僚からとある仕事を手伝ってほしいと言われた,あなた。
しかし,あなたはキャパシティの限界まで後少しというところ。そのため,同僚に申し訳ないと思いつつ断った。
さて,この時のあなたの限界ボーダーラインは何%ですか?
全ての人のキャパシティを100%と仮定した時,『責任感』が上位の人はこの限界ボーダーラインを、=キャパシティにしがちなのだそう。つまりは限界ボーダーラインを,限界であるはずの100%に設定しているのだ。
反対に『責任感』が上位にこない人は、限界ボーダーラインを80%辺りにしている人が多く,余力を残せるようにしているらしい。
正直目から鱗だった。限界ボーダーを80%に設定していいんだとなった。
かくいう私も,がっつりキャパシティ=限界ボーダーラインの女。
責任感があることは決して悪いことではない。だが、長い目で見るとあまりいいこととはいえない気がする。
めちゃくちゃ偏見なのは承知だが、責任感が強い人って「自分さえ我慢すれば」と変な我慢をしてしまう人が多い印象。ソースは私。
休職前の私がまさしくそうで、限界ボーダーラインが100%どころか、キャパシティをとっくに超しているにも関わらず、「自分が我慢すれば、がんばれば」と限界を無視した結果、休職した。
私はただの会社員だ。
会社員は当たり前だが会社に属しているわけで、この場合会社の利益のために仕事をしている。
今思うと、私一人が限界突破して頑張ったくらいで会社の利益になるわけもないし、それよりも素直に周りに助けを求め、休職しなかった方がよっぽど会社の利益になったのではと思う。
まあでもこれは休職したからこそ、ここまで思い至ることができたんだろうな。
当たり前だけど、人生は仕事だけで決して回っているわけではなくて。
人によっては家事や育児などしなくてはいけない事がいっぱいあるし、それに加えて趣味などやりたいこともいろいろある。
だけど、お金を稼ぐため、生活をするため、やりたいことをやるために、仕事はとても大事で必要なことで、でもそれに比重を置きすぎてもいけないのだなと、この自分的衝撃の話を聞いて改めて思ったよね。
そんな感じで、いっぱいお話しして完成した私の強み路線図がこちら。
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メインルートは緑→青。
特定の出来事があった時に限りオレンジの補正ルートに入る感じ。
私の強み路線図を、しずかさんは物語で例えてくださいました。
ほとんどそのまんまですが私の解釈だとこんな感じ。↓
適応性:偶然(とこの時は思っている)気になることを見つける
↓
収集心:気になることについて調べ、情報を集めまくる
↓
原点思考:気になることの、そもそもの歴史や背景を調べて原点を理解
↓
学習欲:更に上で気になったことについて絞って調べ、既にある頭の中の知識や情報と繋ぎ合わせる
↓
運命思考:繋ぎ合わせた知識や情報から物語を見出し、自分が気になったことは偶然じゃなかっただんだ!となる
↓
戦略性:見出した物語から気になった事柄の全体像が把握できるようになる
↓
公平性:物語の登場人物たちを始め全てに幸せになってほしいと願う
↓
親密性:現実世界で特に親しみを感じる人たちのための居場所を作る
↓
共感性:上で見出した物語を分かち合って、安心できる関係性を構築する
適応性から戦略性までが私の思考の癖で、この辺りをくり返し使っているの自分でもわかる。公平性は思考というより思想って感じ。私の在りたい姿というか、世界にそうあってほしいという願いもあるね。
特に適応性・原点思考・運命思考は、私の場合、現在・過去・未来と言い換えれるそう。我ながらめっちゃわかるとなった。
私「バレンタインデー」という洋画が好きで、タイトル通りバレンタインの日の話なんだけども、主人公の男女以外にも複数のカップルや人が出てきて、互いに影響しあっていくんだよね。中には飛行機の席が偶然隣になったことで話す本当に初対面の人たちもいて、それなのに誰かの何かを変えるきっかけを与えたりする。
これってまんま人生や世の中の在り方じゃない!??
実はこの映画の初見は中学生で、初見時はこの映画に惹かれる理由がうまく言語化できなかった。でも今ならわかる。
私が感じている世界の印象を、この映画が描いてくれたからなのだと思う。
誰かのなんでもない言葉やちょっとした行動が、別の誰かの何かのきっかけになったりと互いに影響しあうのだ。いい意味でも悪い意味でも。それがたくさんの人生に及んで相互作用し、ぐるぐる世界を循環していく。
これこそ世界で、人生だと思う。
強み路線図を作ってくださったしずかさんは私を「愛の人」と称してくださいました。
私はこの世の全ての生きとし生けるものに幸せになってほしいと思っていて、それも各々が願う形で幸せになってほしい。
だから幸せになりたいと頑張っている人を応援しているし、幸せになる方法がわからなくて途方に暮れている人がいたら力になりたい。
私の親密性や共感性は、この途方に暮れている人のためにあると思っている。
そもそも私自身が、幸せになる方法がわからなくて長く途方に暮れていた経験があるので、同じように途方に暮れている人に親近感と共感を覚え、この人たちの力になりたいと思うのだ。
で、オレンジの補正ルート。
内省:居場所に土足でずかずか入る存在に気付く
↓
責任感:居場所が乱されることを防ごうとする
大前提として知っていてほしいのが、生きとし生けるもの全ては幸せになる権利があり、それを誰も邪魔する権利はないということ。
にも関わらず、邪魔をしようとする人間がいて、そういう人間は私は万死に値すると思っている。
そういう人間に気付ける資質が私の内省で、上記の人物から居場所をはじめ、いろいろなものを守ろうとするのが私の責任感って感じ。
余談ですが、誰かの幸せを邪魔をしようとした人間は私の幸せになってほしい対象から外れます。私はあなたの幸せを願わない、勝手に幸せになってくれって感じになる。
私が願わないくらいで何か変わるわけじゃないのは重々承知してるのだけれど、願いって馬鹿にならないと私は思っていて。
良いことを願えばそれは祈りだし、悪いことを願えばそれは呪いだと思ってる。悪いことを願わないけど、その分良いことも願わない。それが私の内省で責任感。
ところで、なんでこの人こんなに他人の幸せ願ってるの?と思った人も多いはず。
それについては過去の自分が呟いてた。
私も含めて誰も傷付かないし、誰も傷付けずに済むのが一番理想だけど、それをいい感じに飲み込まないと世界ってめっちゃ生き辛ぇ。
— 冬澄(ふゆすみ) (@clear67winter) January 13, 2024
誰もが被害者予備軍で加害者予備軍でもある世界。
シンプルにしんどいな。
というか、突破的にこういうことが起こるのが死ぬっほど嫌!
— 冬澄(ふゆすみ) (@clear67winter) January 13, 2024
だって自分のペース乱されるもん。
いい感じを保ってる自分のペースが、そういうことで崩される危険性と隣り合わせなのが単純に不快だし、気が休まらないもの。
そうか、自分のペース乱されるのが嫌だから平和になってほしいし、みんな幸せになってほしいのか。
— 冬澄(ふゆすみ) (@clear67winter) January 13, 2024
平和主義の皮かぶったエゴイストじゃん笑
…言ってしまえば自分のためです!
ただ、幸せって他人のでも純粋に嬉しいし、何より余裕があることの証拠だと思っている。余裕ある時って人のこと悪意を持って傷つけないじゃないですか。もちろん例外はいるし、あるけども。
幸せな人が多ければ多いほど、傷つく人も減ると単純に思ってる。
あと何よりこういうのって連鎖しやすいと思ってて、不幸な人が多いほど不幸に感じる人が多くなるし、幸せ!と思う人が多いほど幸せな人が増える。
だから、夢物語だとわかっているけれども、みんな各々が思う形で幸せになってくれ〜とわりと切実に思ってます!!
セッション中に、しずかさんから何回か口にされたのが「〇〇(私)さんの感情をどこかに置いといてほしい」です。
どういうことかというと、私が思ったこと・経験したことを誰かが見れるようにしておいてほしいということでした。
えー…ちょっと話が変わるんですが、私自分のこと結構面白い女だと思ってたんですよ。
親をはじめ親戚とか仲良くしてくれる周りの人に面白いと言われてきたので、自分はわりと面白い方なんだなと自負していたんですね。
ところが今回セッションを受けて発覚したんですが、自分の面白いと言われる部分(要は自分の感性・センスとか)はマイナー寄りだと教えてもらいました。
そもそも私の収集心自体がマイナー寄りらしい。
言われてみたら、高校の同級生女子の大多数が美容やファッションにきゃっきゃっしてる最中、歴史や少年マンガやBLにどハマりしてたや…。
考えてみれば家族とか血縁者が面白いと言ってくれるの当たり前なんだよな…。一番近い存在だからセンスも似てるし。それ以外の友人とかは単純に感性が近かった可能性が高いと考えている。
いずれにしても私を面白いと思っていた人もマイナー寄りらしい😂
話を戻して、この置いとくで思い出したのが、過去に書いたこの記事。
私ノンセクシャルで、自分のハイヤーセルフと話ができまして、それに関して綴ったのが上の記事なんですけど。(ちょっと情報量多いね!)
上で私がマイナー寄りと書きましたが、マイナーって大多数のマジョリティーと比べたら少ないというだけで、少ないわけじゃないと思うんですよ。
そりゃ分母が大きかったら少なく見えるかもしれないですが、あんなん約分したらいくらでも分子を小さくできるからね。こういうのは割合とかで見るより人数で見ろ!ってよくなる。閑話休題。
自分の備忘録兼吐き出しのために書いたので正直こんなに読んでくれる人いるんだ…と当時びっくりしたのを覚えている。
これって裏返すと、私と同じノンセクシャルかもしれない人だったり、霊視カウンセリングとかふしぎなことに興味がある人が結構いるということになりません?
もちろんそんな単純じゃないとは思うのだけど。
ただ、置いとくというのは、上の記事のようなことじゃないかな、と。
私が書いた記事を未来の誰かが読んで共感したり、自分の中の可能性を見つけたり、何かのきっかけの一助になれたらいいなと思う。
これこそ私が上で書いた、人生で世界だ!
私もまた世界をぐるぐる循環している一人なんだな〜と実感するね!!
セッションを受ける前に改めてストレングスファインダーの結果を見ていたんだけども、私一匹狼気質では??と気付く。
それをしずかさんに投げてみたところ、「一匹狼ではあるけれど、人が気になっちゃうタイプの一匹狼ですね」とのこと。
これについては、しずかさんがしてくださった例え話がすごくわかりやすかったので紹介しよう!
〇〇さん(私)は山奥で一人お茶碗を作っています。
作ったお茶碗は近くの里の人たちに卸して使ってもらっています。
基本的に一人で過ごしたり、黙々と作業するのが好きな〇〇さんですが、お茶碗の使い心地が気になって里の人たちに聞きに行っちゃう部分がありますね。
ぐうの音も出ないほど自分!!
実際一匹狼気質ではあるのだけど、結果的に一匹狼になっちゃうんですよね。
というのも、人がいっぱいいる所にいると、エネルギーの消費が激しいのか疲れやすいので、極力人が多い所には行かないようにしてまして。
しかして職場はそうもいかない。
人がそこそこいる&ミスしないように常時気を張り詰めてるので、めーっちゃ疲れてしまうのだ。
仕事の合間に唯一しっかり休める時間がお昼休みなので、みんなが数人単位でお昼を食べる中一人机で食べるのをずっとしてる。
こういうのをずっと続けているので、結果的に一人になる。
人間不信ではあるけど、人が嫌いではないし、むしろ職場の人たちはこんな自分にも話しかけてくれるいい人たちばかりなので、できればあの輪の中に入りたいと思う。思うけども、余力を残すために一人の時間を持たないと家に帰ったら何もできなくなるんだなぁ…。
とかなんとか言ってるけども、これを必要だと割り切れているあたり、ちゃんと一匹狼の素質はあるようなもんなんだよな…。
小さい頃から集団行動が苦手で、口酸っぱく集団行動しろと親に言われてきたことを思い出したよね…。もうそういう気質なんやな…。
ただ、この一匹狼って私の「なりたい」にとても近い。
実は私背中で語れる人間、かつ誰かの光になりたくて。
どっちかというと言葉はめちゃくちゃ必要だと思っているんだけども、言葉ではどうしようもできない、語れない部分もあると思っていて、それを背中というか雰囲気とか体全部で表せる人間になりたかった。
一番やっぱり表したいのは「安心感」。
私自身が人間不信気味で疑心暗鬼になりやすかったり、人と話す時緊張してしまうので、反対に自分はこういう人間で、「あなたに危害を加えるつもりはない」とできるだけ表現して、話す人を安心させたいと思っていた。
もう一つの誰かの光は、自分の生き方や言動が、ちょっとでも誰かの勇気や希望になれたらいいな〜と。
…これって、しずかさんが言ってた「私の気持ちや経験をどこかに置いておいてほしい」ってことと同じなのでは!??
ここでもちゃんと繋がっているんだな〜。
考えてみれば自分のことだから、自分のあれそれが繋がっているのは当たり前かもしれないけど、自分一人では「どこかに置いておく」ことが誰かのためになったり、自分のなりたいを叶えることになるだなんて考えもしなかった。
本当セッション受けてよかったな〜と心底思った。
ちなみに上位・中位・下位資質はこんな感じに分かれる。
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しずかさんのHPでは上位・中位・解釈資質のぶ分類だと下記のように記載されている。
ストレングスファインダーでは全34資質の資質があり、上位資質、中位資質、下位資質に分かれます。
上位資質:常に使っている資質
中位資質:使おうと思えば使える資質
下位資質:使ってはいけない資質
スマホに例えると、こうなります。
上位資質:バックグラウンドで常に稼働しているアプリ
中位資質:アイコンをタップすれば起動するアプリ
下位資質:起動させると端末がフリーズするアプリ
自分にどのようなアプリが搭載されているかを知り、アプリを使いこなすことで、常に最大のパワーを出すことができるようになります。
わかる。中位資質は頑張ったら使える資質ではあるけども上位資質と比べるとわりとエネルギー食うし、下位資質はもう頑張ろうとした時点でエネルギー使い果たすもんな。
これ聞いてすごーく納得しちゃった。
薄々思ってたけど、私マイペースに自分の興味あることしてる方がなんだかんだ結果的にいい感じになる人間なのかもしれない🤔
実際しずかさんにもマイペースにしていたことが誰かのためになっている…みたいなことを言われたので、まずはこの一年焦らないことと、自分のペースを保つことを心がけてみようかな。
自分でも薄らぼんやりとしか理解していなかったり、忘れかけていたものが、しずかさんのセッションのおかげでしっかり炙り出された感じがします!
しずかさん、セッションしてくださり、ありがとうございました!