俺の話を聞いてくれ。
聞いて…もとい読んでくれるだけでいいから。
ちょっと荒ぶる気持ちでこれを書いている。
突然だが、初夏から半年ほど隣人発の騒音に困っている。
元々私が住むアパートは壁が薄い。
壁が薄いのに気付いたのは入居してしばらくしてからのことだが、単身者用のアパートだし、そんなに困ることはないだろうと思っていた。
思っていたのだが、入居して2、3年後に今回とは逆隣の学生がギターかき鳴らしたり、廊下にも響くレベルで歌を熱唱したりとヤバかった。
その時は別住人が管理会社へ連絡して一時はことなきを得たが、懲りずにすぐに復活。私も数回管理会社へ連絡したりしたが、ベッドとは逆方向にある部屋だったのでそこまで気にしないでいることができた。その部屋がクローゼットと接していたことも大きい。
そして、大学生のようだった彼は卒業を機になのか3月に部屋を出て行き、今は新しい住人が住んでいる。この2年くらいとても、とても平和だった。ここまではよかった。
なのにである。
今年の4月にヤツがやってきた。
ちょっとややこしいので、今から話す騒音野郎は3号室、私は2号室とさせていただく。ちなみに前の騒音野郎が住んでたのは1号室である。
3号室に新しく入ってきた住人は男子大学生のようだった。
時々バンと大きく扉を閉める音が隣から響いて、ビビりな私はビクッと勝手になっていたが、そざ…んん! 動作の大きい子なんだなと勝手に納得していた。
正直私も勢い余って扉を強く閉めてしまう時はあるので、人のこと言えんし、そもそも生活音だ。集合住宅の宿命だから仕方がないものだと思い至ると同時に割り切っていたのだ。
話が変わってきたのは初夏。
週に2、3回ほどだが、夜3号室沿いの壁がうるさくなるようになった。
というのも、友人を招き入れているのである…!!
そこまではいい。問題なのはそのあとである。
話し声がめちゃくちゃうるさい!!!💢💢💢
前述の通りアパートの壁が薄い。そのため笑い声に歌はおろか、話し声まで聞こえるレベル。ぱっと聞く感じ聞き取れるほどではないが、彼らの声がよく通るのか、ここの壁がはね返りやすのか、ものすごく響く。
しかも恐るべきことは、時間が夜の12時とか3時にそれをやってくるのである。明日に備えてベッドで寝ていたらそんな声が聞こえてふと目が覚めるのだ。嫌すぎるだろうが。
おまけにどう足掻いてもベッドを3号室の壁沿いにしか置けないという…詰んだ。
流石に平日のひどい時は壁を思いっきりドンとしたら静かにしてくれたが、学習能力がないのか何回かこれをやらされた。
正直辟易としていたが、まあ壁ドンでなんとかなるのならいいか…と愚かにも考えてしまった。
そして、半年くらい経過したつい先日のこと。
その日も隣はうるさかった。
半年近くに行った数回の壁ドンのおかげか、響くような笑い声や歌はやめてくれるようになった。正直進歩だと思った。(まあ、なったの本当つい最近だし、そんなことしない&気をつけるのが集合住宅の鉄則だと思うが。)
わりとそれだけで満足していたのだが、その日はいつもより会話の数が多い上に住人含め3人いるように見受けられた。つまりは、3号室から聞こえる声がいつもより多いということで。
そのせいか、糸が切れるようにプツンと本当に急に耐えられなくなってしまった。
それをいい機会だと私は思った。
ここ最近夜になるのがしんどかった。
3号室からの話し声は毎日ではなく、週に2〜3回、多くて4回の時もある。
毎日じゃないだけいいのかもしれないが、逆を返すといつ隣から話し声が聞こえてくるかわからないのだ。それが結構なストレスで寝る時間をいつも身構えながら過ごしていた。
耐えられなかった私は、翌日アパートの管理会社へ電話をした。
今年の初夏くらいから隣の話声などを始めとした騒音被害があること、何回か壁ドンをしているにも関わらず、変わらずうるさいことを報告した。
聞いてくださった方は親身になって聞いてくだり、それだけで物凄くホッとしたし、助かった。
「お相手に電話で伝えるので、連絡できたら、またお電話させていただきますね」と言ってもらえ、ますますホッとした。
ただ「壁ドンはやめてください」と言われたので今後はしない。新たなトラブルの元になりかねないことを教えてもらった。考えが足りんかったな…。
そんなこんなでその日の夕方、担当して下さった方から電話をもらった。
相手と連絡が着き苦情が出てる旨を伝えたこと、相手がうるさくして申し訳ない気をつけると言っていたことを教えてもらった。
これで平和的に解決だ!と思った。
思ったのだが、家に帰ってきたら…変わらず隣がうるさい。
話し声普通に響く。なんなら生活音みたいなのパワーアップしてません??
いやいや、ゆうてまだ7時だしな。9時までに静かにしてくれたらいいや。
と思っていたら、夜8時〜夜121時くらいまで不在になったのでめちゃくちゃ静かだった。最高である。この夜の静寂を私は求めていたのだ。
なのに12時頃に戻ってきた。そしたらまたうるさい。と思ったらまた出ていった。なんなん。
思った。
話が通じない相手っているんだなぁ〜…。
たったこれだけでって言われたらそうなんだけど、だって今日の今日だよ???
遡ること数時間前だぜ??? にも関わらずよくあんなに響く声でワイワイ話せるよなって感じじゃん??
普通に考えて反省してなくない??
ヤツと私は別の人間だから当たり前だけども、これが私だったらめっちゃ気をつけて生活するが??
生活音立てないようにめっちゃ頑張るし、しばらく家にいるのに緊張して仕方ないが??
そんなの欠片もなさそうだが??
というか、普通にちょっとショックだった。
世の中に話が通じない人間がいるっていうのはこれまでの経験で身をもって知っているのだけども、それにしたってこれはちょっとなくない??
性善説を信じているわけではないが、人の害になってるって知ったら普通に気をつけようと思わない??
というか、そもそもこれって話をしたら通じると思っている自分が大前提としているからショックを受けているわけで。
ダメじゃん私。全然話が通じない人がいるって理解できてないじゃん。
自分じゃなくて、その道のプロが逆撫でしないような話し方で説明をしただろうにこれって。
どうやっても通じないやつじゃん…。
そもそも話をしたら100%通じる・納得してもらえるって傲慢な考えかもしれない。
嫌われたくないからいい人ぶるみたいな、いい人でいたら好きになってもらえるはず…に似た傲慢さだよな…。
とりあえずしばらく様子を見て、それでも静かにならなそうだったらもう一回管理会社へ連絡することに決めて、今回はここまで!