QAエンジニアがPdM業務に挑戦中!
はじめに
Mobility Technologies プロダクトマネジメント本部 クオリティマネジメント部のテキサスこと細沼です!
以前、弊社タクシーデリバリーアプリ「GO Dine」での自動化の取り組みについてご紹介させて頂きましたが、今回は自動化ではなくQAエンジニアである私がPdM業務に挑戦していることについてブログを書かせて頂ければと思います。
※以前の自動化の記事についてはこちら
https://lab.mo-t.com/blog/godine-qa
現在弊社ではタクシーアプリ「GO」のサービス提供を主軸としておりますが、「JapanTaxi」アプリもサービス提供をおこなっており、そちらのPdMとして、私テキサスが現在プロダクトの運用の一部を担当させて頂いております。
本記事はその取り組みとよかった事、苦労話などをご紹介できればと思います。
PdM業務に挑戦することになったいきさつ
元々、私テキサスはMobility Technologiesの前身であるJapanTaxi社時代から「JapanTaxi」アプリのQAエンジニアとしてQA業務を数年担当しており、元々の担当されていたPdM部の方の退職に伴い、アプリの仕様や開発の流れを把握しているということでPdM業務の一部であるプロダクトの運用業務を任せていただくことになりました。
実際にPdM業務をはじめてみて
PdM業務の開始あたり、前任の方に引き継ぎを受け、いざ業務を開始したところ様々なタスクがあり最初は戸惑ってしまい、かなり苦戦しました。
ですが、業務を進めていくにつれて理解も深まり徐々に対応できるようになりました。
例としていくつか対応しているタスク内容は下記になります。
・アプリ改修スケジュールの検討
・開発チームとのリソース、期間との調整
・QAチームとの調整
・システム連携などをおこなっている協力会社様からの技術的依頼や課題の調査対応
・開発チーム、関係者へのヒアリング
・原因特定、改修有無の判断
・調査結果、対応時期などを先方との連絡、調整
・障害発生時における関係部署との調整
など担当しているプロダクト全般における調整や検討を日々の業務としております。
その中で、数年QA業務をやっていても知らなかった運用業務の流れや、アプリサービス全体の関わりを学ぶことができました。
大変だったこと
一言でいうと業務が多岐に渡り多く、プロダクト全体に気を配らなくならないため、かなり難易度が高いと感じました。
自身が把握していない事象であっても対処しなければならないという状況に何度もなり、その度に気持ちが参ることがありましたが、他のPdM部の方々にフォローしてもらい、無事に対処することができました。
また今までは関わる事がなかった開発、渉外の方や、協力会社様との連絡、連携などは特にプレッシャーに感じることも多く苦労しました。
この業務を通して様々なステークホルダの方々を巻き込み説明し、自身も理解を深めながら進めていきました。
アプリの運用フェーズには色々な機能、サービス、人が携わっておりそれによって安定したサービスの提供が行われていることを知り、その舵取りをする難しさというものを学びました。
ただそういったことを重ねていくことは大変ではありましたが、自身の力になっていることを実感しました。
PdMをやってみてよかったこと
プロダクト全体をみることを意識することになり。
今まで関わることがなかったマーケ部、渉外部と連携することが増え、実際のサービス運営に大きく関わることができました。
その結果、今ではQAとして業務していた時の視点から1段階、2段階上の視野でプロダクトに対応できていると思います。
QA業務としてもドキュメント上の仕様としてでなく、そのサービスがなぜ必要なのかを理解、考えることでより、サービスの向上を目指したテスト計画の提案に生かせると感じました。
QAというとユーザー目線での検証などが求められることが多いですが、プロダクト、サービスの成り立ちや意図を踏まえた目線での検証も重要であると感じることがきました。
本番での不具合や問い合わせの調査などよりプロダクトの根幹に携わる事ができたのはこの業務を行ったことで得られた良い経験だと思っております。
自身のスキルや強みを活かせたこと
一番の活かせた部分としてはQAエンジニアとしてプロダクトに触れる時間が長かったため運用業務においてもその知識を活用して発生した問題の特定、技術的な問題が発生した際の相談先などにこまらず即時の対応ができたことだと思います。
また、プレッシャーに感じていた部分はあったもののコミュニケーションについては自身の強みとして持っていた部分なので積極的に取ることができたのも難易度の高いPdMの業務でも活かせられたと思っております。
最後に
今回の経験でQAエンジニアである私がPdMに挑戦した結果、大変でしたが、今までおこなってこなかった業務を経験することで自身のスキルをより磨くことができたと思っております。
PdM業務についても引き続き挑戦していき、担当しているPdM業務の範囲を増やしていければと思っております。
またこの経験を得たことでQA業務においても不具合の有る無しをテストするだけでなく、サービスの必要性やその施策によりどういったことを実現したいのかという観点も含めてQA業務に取り組んでいきたいと思いました。
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それではまた!
Mobility Technologies プロダクトマネジメント本部クオリティマネジメント部 細沼(テキサス)
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