3月6日(外)
起きたはいいものの。
―なにするんだったけ。
今日は、なんとなくやることがあったはずなのだが……。
それで、わざわざ起きてきたのだが。
なんだったか……。
覚えてないということは、そうでもない……?
いや、そんなことはないと思うのだが。
無意識に目が覚めたし。
―あ。
そうだったそうだった。
今日は郵便局に行こうと思っていたのだった。
色々と、入金しに行かないといけないのだ。
まぁ、すぐにってわけでもないのだけど。
―財布の中が小銭のみになり始めたので。
「……」
とりあえず、絶対に支払いがあるものを済ませておいて。
残高見つつ、お金もおろしたいし。
「……」
クレジットカードもあるにはあるが……。
ちょっと使いすぎる可能性が大なので。
極力使わないようにしている。金欠なので、そもそも買い物にあまり行かないが。
本のな……新刊の発売とかがあったりすると散財するので。
「……」
最近は、昔に比べて高くなっている気がするんだよなぁ。
コミックスとか、前はもっと安くで買えたと思うのに。
電子でもいいのはいいのだが。
持てるのであれば、紙で持っていたいと思うので。
「……」
さてじゃぁ。着替えて準備して。
郵便局に行くとしよう。
今日多いのかなぁ。
前行ったときめちゃくちゃ混んでたんだよな……。
駐車場いっぱいじゃないかぁ……。
「……」
奥の方も、なんか、一杯だし。
この車、駐車場じゃない所に止めてるし。
邪魔だし。おすし。
「……ん」
あの車でるかな……。
―お、でた。
バック駐車苦手なんだけどなぁ。
仕方ないか。止めないわけにはいかないし。
「……」
よし。なんとか……。
しかし、ここの駐車場狭すぎるなぁ。
まぁ、簡易郵便局だし仕方ないんだろうけど。
てか、今日はなんでこんなに多いんだ?前は丁度年金の受け取りの人被ったから多かったらしいけど。
何だろう……。
「……」
エンジンを切り、降りる。
今日はやけに暑い……ヒートテック着るほどじゃなかったな。
外は少し風があるから、寒いかなぁとか思ったのが間違いだった。
「……」
中に入ると、珍しくてんやわんや状態だった。
いつもはもっと静かというか、穏やかな感じなのだが。
うむ、どうしたものか……受付に行くわけにもいくまい。何かしてるし……。
―あ。
「お手紙ですか?」
「あ、いえ、支払いに……」
「ではこちらに」
こちらに気づいたスタッフに気を使われた。
ありがたい限りだ。
「こちらに名前と電話番号を書いてお待ちください」
「ありがとうございます」
忙しいのに申し訳ない。
『11』という数字が書かれた紙を持ち、大人しくまつ。
うわ、あのおばさんめんどくさそうだな。
早く終わりますように。
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