4月26日「大人って。」
今日はバイト。
とても疲れた。なぜかというと、面倒くさいおじさんがお店に来たから。
閉店間際に電話が来て、「あのねえ、いまから10人で入りたいんだけど」と言われて「10人様ですと、ちょっとお待ちいただくかもしれません」と言ったが最後、全く話を聞いてくれず一方的に「今から行くわ!」と電話を切られた。
電話をかけ直すと「もうタクシーに乗ってるから今更入れないとかいうなよ!云々」と詳しくは書かないけど結構きつい言葉を吐かれた。
あーきたか、久しぶりだなこういうの。
まあお店には入れるとして、ワタクシはこういうマウントを取ればなんとかなると思っている方が大嫌いなので、お店の前で少しお話することにした。マウントのまま入られても困ってしまうし。
そのおじさんは、典型的な上司タイプおじさんだった。周りには10人くらいの外国の方とスーツのおじさんたち。めちゃめちゃ酔っぱらっていた。
きっと面子だけはつぶされたくないんだろうなあと思って、気遣いながらお話したけど、無視してドンドン勝手に入ってこようとしたので、とりあえずちゃんとワタシを認識させるために前に立ちふさがることにした。無視はよくない。
ワタクシは喧嘩なんかしない方だけど、逃げちゃいけない瞬間くらいはなんとなくわかる。ここで引いたら、いろいろなものが嘘になったり崩れるという瞬間。なんかそういう時あるよね。カンだけど。
そういう時は、決めて、逃げない。大体そのくらいしかできないし。
すこしだけ分かってくれたみたいで人数の半分だけ店内に入れた。その他の方々はカラオケに行ったようだった。
正直、怒りで震えた。何に対する怒りなのかもあいまいだった。
ひとつだけいえることは、もう価値観が違うってこと。
論破とかそういうのももう古いし、マウントでごり押しももう無理。
定員とお客だけど、その前に人間だっていう時代になった。
きっとまたこういう機会はくる。
そういうときに、ちゃんと聞いて伝えられるように、日々腹を据えて生きなければならない。
大人になるとは難しい。
おじさんを見ててそう思った。
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