一度立ち止まって自分を振り返る

情けない主人公。僕が最初の数文を読んだ感想はそんな感じでした

この記事を見つけてくださった方ありがとうございます。
実は課題が読書感想文だったのですが、締切の期限はもう過ぎていまして…読み終わるまでは描きたくないと言うあまりにも自分勝手な考えで締め仕切りは過ぎているのですが、せっかくの機会なので書かせていただきます。

僕が読んだ本は神様のカルテという小説です。
映画化もされていて、小学館の文庫賞にも選ばれている昔から愛される名作です。
いつか読んでみたいなとは思っていたのですが、
いかんせん漫画は部屋に入りきらなくなるくらい好きで良く買うのですが、小説となると買う気を無くしてしまって、この機会にと思って出ているシリーズを全巻読んでみました。そのせいで締切間に合わなかったのでアホとしか言いようがないのですが笑

この小説の主人公の名前は栗原一止。
一度止まると言うこの漢字を合わせると正しいという時になります。
僕たちは忙しい世間の中で右往左往していつのまにか自分を見失っているのかもしれない。
そんな名前のこの主人公は忙しい地方の24時間365日対応の病院の内科医です。この主人公はその忙しさの中で患者さんや同僚、奥さんとふれあい、人間の美しさ、儚さ、あったかさを知っていく物語です

惑い苦悩した時にこそ、立ち止まらねばならぬ。

栗原一止の名言です。
齢19歳の僕にはこの言葉の深さをまだ全ては掴み取れていないと思います。
そんな僕でも苦悩や惑いはあります。いや若いからこその周りとの差や自分の能力不足の不甲斐なさにこの感情を抱きます。そんな時はいつもがむしゃらに頑張るしか頭にはありませんでした。それも大事なことかもしれません。
でも、一度立ち止まって自分を一回振り返ってみるそれが生きていく中で大事なことだと気付かされました。
自殺が多い日本の中であまりにも立ち止まらないで自分を客観視できず、今いる自分の世界が全てだと思い込んでしまう。僕も中学校の頃クラスの人からハブられて孤独な二年間を送りました。一年生の頃仲良くしてくれた他のクラスの友達でさえみんな手のひらをひっくり返し、異物を見る目で見られているそんな感覚でした。死のうとも思いました。おかげで中学の友達と呼べる人は3人くらいしかいません
成人式も全然行きたくないです。
でも僕はこうして生きている。同じ悲しみを抱いているかもしれない人に一度立ち止まって考えることができる事を教えられる。

僕は今医療の資格を取ろうとしています。患者さんと触れ合う事で一歩でも成長できたらいいな

拙い文章ですみません読んでくださってありがとうございます。





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