見出し画像

人生の指針を定める

企業理念、行動指針などが企業では定められ、それに基づき進んでいく。これがなければ何が正しいか、何をすべきかの判断ができず、ただ目の前の状況に場当たり的に対応していくことになる。結果、大きなことは成しえず、企業は発展しない。

この理念や指針は非常に重要だと理解しているが、思えば自分の人生における指針がないことに気づいた。目の前の仕事に忙殺され、何が大事なのかを意識せず過ごしていた。

同じような人は多いと思い、少しでも多くの人に人生の指針を定めることを推奨するため以下に記載します。

大事なものは何か?

自分が好きな言葉で紀里谷和明さんが言っていた言葉がある。
「何が必要かをちゃんと考えれば、多くのことに惑わされることはない」
これを「何が大事かを・・・」に置き換えて考えるようにしていて、仕事でもプライベートでも思考を整理する際に助けてくれる言葉。いざ考えてみれば大事なものは多くないと感じる。

自分の場合、何が大事かの優先順位をつけるならこうなる。
1.友達・家族
2.仕事
3.他のすべて

他にお金、健康、食事、趣味など項目は多くあるかもしれないが、それらは他を差し置いて重要だ!と思うことはない。意識しなくてもある程度補完されている気がしている。
いずれにせよ、人ひとりが本当に大事だと思えるものはわずかなのだろうと思う。

自分の「人生の指針」

きっかけは数カ月仕事に没頭していた時期があり、提案内容に対してダメ出しをもらい少しモチベーションが落ちた時だった。ちょうどGW直前の出来事で、GW期間は仕事を考えず頭の中でぼやっと存在していた人生の指針について考えてみることにした。
ちなみにネットで検索すると個人理念といわれていたりするようだ。

人生の指針を作るにあたって、
・自分にとっての大事なものは何だろう?とか、
・繰り返し聞く曲の歌詞で心に響く言葉は何を意味するのだろう?とか、
・いつも感動して涙がでてしまうようなテレビ番組には何が描かれているのだろう?とか。
断片的に考えてつくってみました。論理的に整理・構成していませんが、まずはそこまでで十分だと思います。

1.大事な思い出や過去を、出来事だけでなく想いを、思い出せなくなる前に、忘れてしまわないようにすること。そこに携わっていた保田地を大切にし、感謝すること。

2.今、友達との思い出を作ること。それは今の幸せだけでなく未来の大事な思い出や過去になる。自分だけでなく相手にとっても大事な思い出や過去であるようにすること。友達とは定期的に会い、会えなくなってしまうということがないようにすること。

3.終わり、死を意識すること。その時に何がしたいかを考えること。(それは今までの人生に感謝することなのだと思う。それは自分の人生に携わってきた友達への感謝であり、いつだれが死ぬか、会えなくなるかわからない中で、常に感謝の意を込めて会いに行くべきだと思う。)

4.仕事はそのどれよりも優先順位が低いものであることを認識すること。仕事を優先し友達と会えなくなることがないようにすること。仕事のために生きているのではなく、世の中の人のためでもなく、自分や友達の幸せのために生きている。

5.友達と過ごした時間は大事な時間であり思い出。必ず記録に残しておくこと。記録は文字ではなく写真で、みんなが写ったものを残すこと。人の記憶には限界がある。写真で残すことでより思い出すことができる。思い出せずともその時の雰囲気を感じることができる。

今、改めて当時のメモを書き起こすとまだまだ整理されていないように感じる。でもどれも重要で大事なこと。

「人生の指針」を設定後の日々

そうやって整理した後は毎週のように友達に会った。何年振りに会う人も多かった。結婚して、出産してなどお祝いも渡せてなかった。たくさんプレゼントを渡した気がする。

今、自分が幸せに過ごせているのは友達のおかげであることを再認識し、感謝を込めて会うことができた。今回、指針を設定してたくさんの友達に会えて、感謝を伝えることもできて本当によかったと思う。

でも、数カ月たてばまた意識が弱くなって友達に会わず仕事をしていたりする。。。うーん、難しい。

最後に

ネットではこのようなことを検索してもあまりヒットしない。あっても一般論のようなものを並べるばかりで参考にならない。
世の中の人はどのようなことを指針とするのかとても気になるので、もし可能でしたら教えていただけますと幸いです。

ぜひ、自分の「人生の指針」を定めてみてください。必ずプラスになると思います!

いいなと思ったら応援しよう!