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ライフル軽二の覚書き

どうも、ライフル軽二乗りのしょうゆです。
いつもSteam版Sランクの1500前後でウロウロしているから、上達したいと自分の取り組みを言語化して振り返ってみます。あわよくば上位の方に指摘してもらおうと言う魂胆ですが、新しく軽二に乗ろうとする方も多少参考になると幸いです。記録目的でYTの方にランクマの様子を不定期に流しています、よろしければアドバイス下さい。
本文は常体でお送りします。


はじめに

軽二は脆い分、試合中に試行錯誤出来る回数は限られ、ゲームメイクプランへの完遂力が問われる。事故りやすい分、絶対に負けない相手があまりないが、絶対に不可能もない。そんなロマンのある機種である。
自学での上達ペースは遅れがちなので、コミュニティに加入して直接聞いて指導して貰うのをオススメする。
人と違ってピーキーな機体に乗るオレかっこいい

筆者がメインに使っている機体。ラフ人さんの丸パクリ。
ヒガンロウさん案。マインドα頭採用によりEN供給微増

【前提】ブースト方向の定義

移動方向の制御は、8方向を基本とする。コントローラだと細かく角度を制御出来るけど、QBにおける角度の差がごく僅か(8方向の±10°位)で、キーマウ使いのアベラント軽二がいることを考えると8方向の制御だけで実戦を十二分対応可能。ハードロック使用中の動きは単純な直線運動ではなくなることに注意。本文ではハードロックの使用を前提とし、移動方向を下図のようにテンキー表記とする。

敵機と30m以遠、ハードロックしている際のQB挙動
30m以内なら追従しきれずに直線運動に戻る

ミクロ:局所的な操作

引き

下がり続けること。ライフル軽二の場合自身に有利な中距離をキープすることがほとんど。当然相手は攻めながら詰めてくるので、如何に引きながら回避運動を行うのが大事なってくる。よく使う回避行動は

  • 定期的にQBで2次ロックずらす

  • 小ジャンプ+レレレで予測射撃を狂わせる

  • 射撃モーションを見てQBで避ける

QBを使用する際は1か3で引きと避け同時に行うのが理想だけど、アラート付き攻撃には判定が大きいことが多いため、1巡航6QBなどの切り返しが必要。距離を取るのに一番効率がいいのは2QBだが、相手の一次ロックにも当たる恐れがあることから、1か3方向のQBで引く習慣を身に付けたい。
また、横方向の巡航は後退より速度が出る、ぐるぐる回ってるだけでも130mまで離すため、近距離ですぐQBで離せない場合はサテライトしながら下がるのも有効。

アルラブースター使用の場合、上昇しながらの後退速度は437出るので、ABの遅い相手にはABの終わり際に合わせて上昇して空中に連れ出すのも手。20Cの復帰性能を生かて無限滞空も可能なので、自分の機動力を確保しずつ、相手のEN回復を遅らせて攻撃のチャンスを作れる。

積載ギリギリのナハト軽二がアルラ使用時に出せる速度 1
積載ギリギリのナハト軽二がアルラ使用時に出せる速度 2

交差

地上交差

動作自体は横QBなので、重ショやLRBなど単発武器を回避しながら出来る。
4QBも同じ動きになるが、相手のキック判定に引っ掛かりやすいので4QBと6QBは4:6の割合で使い分けたい。

空中交差
自分が空中にいる時利用する交差、主に相手のABに合わせて使うので、相手がABしないと追い付かない状況を作ってから狙う。無限滞空から一方的にミサイルを流しずつ、ABさせるための高低差をしっかり作ろう。
振り向き撃ちが強いLRBに弱いので、LRB相手には地走で対応したい。

・上抜き
相手のAB詰めに対し上通るように前QB。相手の射線ずらす目的で7か9方向のQBが理想。斜角対応しづらいことから、水平距離に対し垂直距離が多い時は安全に抜ける。抜けた直後はそのまま自由落下することが多い。

・垂直交差
相手の上昇に対して自由落下で交差する。落下中ライフルの弾全部抜けるので、エツジン相手にアド稼ぐ時に狙える。水平距離に対し垂直距離が少ない時に使いたい。

・下抜き
上下交差後、相手がまだこちらに向かってAB中なら、相手の下に潜るように8QB。水平跳躍性能活かす為に着地して抜くより、相手のABに合わせて空中で抜いた方が距離が取りやすい。
相手の近接攻撃をいなすのにも適するため、近接持ちにはジャンプを挟んで空中に引っ張り出して、下抜きのスペースを作りたい。

・ABQB交差
ABQBを利用した交差。挙動自体は地上交差とは変わらないが、ABの慣性乗せることで急降下/急上昇が可能で、QB距離も延長される。切り返し性能の割に所要エネルギーが少なめで、20cの復元分だけで余裕で発動可能。無限滞空中にエネルギーが少ない分、選択肢の一つとして持っておきたいカード。決まると気持ちいい。
欠点は予備動作が長い、始動距離が遠い、そしてQB方向の左右二択が強制的に発生すること。

ナハトステップ

1313の順番で左右切り返してQB踏むと、10連ミサイルの完全回避が可能。ただしENの消費も激しいので、ミサイルは避けたけど相手の接近に対応できない場面もある。
実戦では連続QBを最小限にして
・1巡航→626の順で切り返しQB→一旦回復
の方が多少ミサイル食らってもその後の展開が良くなる。

ジャンプ

ナハト脚の垂直跳躍性能は52、これは垂直ジャンプ(5Jと表記)する際に52m上昇することを意味する。移動しながらのジャンプ高度は34mまで下がるが、照準ずらしと方向転換の両方に重宝される。ジェネを焼き切る際の誤魔化しにも有用。SPDの近接中二相手になんとなく多用している。
ただし離陸から着地まで約2秒が必要で、EN回復の隙になるため、頻繫にEN回復する対面では封印すべきである。
移動しながら垂直ジャンプ出したい場合は入力順は5JではなくJ5。5Jにはブレーキモーションが発生するため一瞬足が止まるが、J5は瞬時離陸する。

2次ロック=必中?

そんなことない。予測射撃のロジックすごく単純なので、汚染Bの坂地形などは相手が走ってるだけでズレて当たらなくなる。サテライト中もあまり当たらない。
ただし、以下のタイミングを狙うことができれば、2次ロックだけではなく1次ロックでも命中が見込める。

  • 静止中

  • 相手が上昇停止後、慣性上昇による放物線の頂点

  • AB凸など真っ直ぐな直線運動

特にAB中はAQBによる照準ずらしが頻繁に行われるため、ライフルはじっくり狙いを定めるよりある程度垂れ流す方が、自分の回避を含めてパフォーマンスが上がることが多い。上記のタイミングは余力があれば同時撃ち狙ってみるとグッド。

サテライト

横方向に移動し続けること。射撃戦の基本と捉えるリンクスもいるだろうが、ハードロックの出現により回避行動に変貌した。されているうちにライフルの命中はほぼ見込めないため、射撃時には並走に切り替えたい。
逆にリロードとEN回復中の射線ずらしとして活用可能。

これに上下動も加えると全然当たらない

ソフトロック

ライフル軽二の場合は中遠距離の命中率を上げて、近距離ではハードロックに切り替えて立ち回る運用がメイン。活用出来るとタルボットとアボットの採用価値が上がる。
振り向きの挙動変化により機体制御一気に難しくなる割に、前述の弾丸外れる要因は相変わらず影響してくるため恩恵が薄く感じる。ドミナントクラスの相手にアド取る目的なら練習する価値あるが、殆どの場合は対面練習など他の技術の方が優先順位が圧倒的に高い。

マクロ:大局観

ゲームメイク

勝つプランを持つこと。軽二は一回のスタッガーで最低でも瀕死、二回されたらナムサン。戦闘開始の時点で自分と相手の許容スタッガー回数で大まかなプランが作れる。
例えば、重量級の相手には三回スタッガー取ると撃破出来る。戦闘中スタッガーレースが互角なら、PAで一回誤魔化す以外、せめて一回冷やす隙作らないと負けるのは明らか。すると勝つためにこなす必要な目標が見えてくる

  • スタッガーする前のPA展開を徹底する

  • 冷やす手段の確保(地形戦、スタッガー逃げ、魂の避け切り↓など)

具体的なプランは相手の構成によって変わるが、インファ相手には接近されるまでスタッガー値三割貯めておくのを目標としよう。

エリア取り

引き続けるには、引くためのスペースを確保する必要がある。相手はそれを阻止するために「エリア取り」してくる。相手はこちらの引くルートに居座り続けることで、こちらに引かせない、いわゆる通せんぼしてくる。そのために画面端に追い込もうとする一連の位置取りがエリア取り。対応するためにマップ構成を頭に入れておくことをオススメというか必須。
↓無断転載だけど許してくれるはず

相手のエリア取りに対応する為に事前に引きルート計画するのは有効ではあるが、ボリュームの都合により本稿では扱わない。原則として以下のポイントを意識しておきたい:

  • 平坦なルートを選定する

  • ルート同士をうまく繋ける

LOCは外周無限ループ可能なため、引き有利とされている

相手がインファイト機の場合、エリア取りの後は、通常ブーストか、AB凸による急接近で更に追い込んでくる。以下はこれらの動きへの対応を記載する。

通常ブースト接近への対応

まずは気付いたら画面端背負う位置に追い込まれないよう、うまく相手の詰めを流せるルート計画したい。
地上で小ジャンプを繰り返して接近するパターンと、高く飛び上がって接近するパターンがある。ダラダラと相手の接近許しがちだが、相手に浮遊やQBでENを使わせたら、こちらもしっかりENを使って下がることが大事。回復したENを距離に変換する意識を持って引こう。
気を付けたいのは、相手が高く飛び上がて接近してくる場合、垂直距離がある分水平距離を見誤りやすい。落下による急接近が予想されるため、遠距離をキープしてミサイルやソフロで相手に痺れを切らせよう。

AB凸に対する対応

相手にはABの高エネ効率をフル活用出来、かつこちらに後退ペナルティがある関係上いつか交差でいなす必要がある。2QBで下がりながら一旦回復して、そのまま巡航の角度を調整して回避と交差の準備を。ここでは、相手の対応に応じて様々な読み合いが発生する。

何回もできないのでそろそろスタッガー取りたい

交差中視点の変化が激しいため、とにかくQB踏んで離したくなるが、相手がAB旋回しているうちに下がりきれないのでEN不利に繋がりやすい。攻撃のタイミングよく読んでENをつかおう。
交差しても相手が止まらないと言う場合は、EN回復効率か容量が圧倒的優位立たれていること。特にP10やバージル相手によってQB強要され続けるとジリ貧で不利を負うことが多い。非効率な武装をパージしてエネ効率向上させれば違う回答が見える時もある知らんけど

地形戦

ライフルでの地形戦は自殺行為…と思われるが、それは打ち合う目的の場合のみ。EN回復目的の地形戦は非常に有効である。
隠れてEN回復→ナハトステップで再度引き離す動きは覚えよう。
逆に冷やされることないように、予め垂プラを打ち込んでおくとグッド。

攻め

ライフル軽二は引き軽二とも呼ばれているように、攻めが必要な時点で既にゲームメイクが上手くいってないことを認識すべき。次のフェーズで違う引き方してみること。
攻めが必要な場面は、200m〜250mを維持し、攻め切るより冷やさせないのを目標にして武装を打ち分ける。相手の反転に備えてエネルギーは常に温存しよう。

立ち回りの参考教材

PC軽二といえばこの方

絶賛活躍中の若きアベラント

PS版のアイドル

ふわ引き

システム面の調整

軽二は脆いから、各種入力ミス、遅延とラグに弱い。回避結果が影響される他、FPSの低下がライフルの命中率に影響することもある。そこを最適化、最低限把握するだけでも納得のいかない試合が減り、モチベの向上に繋がる。
余談だが、自分の動きを見直すのは上達に直結するため、録画が超大事。steamの録画機能かOBSを利用しよう。YTに上げると他人と共有しやすく、PC容量の節約も出来るため一石二鳥。

ワンボタンPA

Steamのカスタム機能を利用するとPAはワンボタンで発動できる。操作ミスを減らせるの気持ちいいこと。筆者は左トラックパッドにR3と△の同時押しとして設定している↓

FPS表示

Steamオーバーレイを有効するとフレームレートを表示できる。
マップの汚染AB、武装のプラミサとパルスガンは特にエフェクトが重く、勝敗に影響する場面もある。安定して60出せないならPC買い替え推奨解像度と画質を下げるとPCと試合のパフォーマンス両方安定する。

遅延最小化

東和正さんが紹介してくれた設定適用しよう。無断転載だけど許してくれるはず。


コントローラーオーバークロック

東和正さんが紹介してくれた設定適用しよう。無断転載(文字数


SteamP2PInfo

接続相手とのpingと接続品質が分かるツール。ロード画面で数値が表示されるので、ラグか否かに応じて選択肢増やせるかも(出来るとは言ってない)。
窓を切り替える度に表示されたりされなかったりするが、オンオフのホットキーを設定しておくと制御しやすく、筆者はF4に設定している。導入してから不思議と回線相性が悪かった相手とも快適になった。信じる信じないかはあなた次第。


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